『ストロベリーナイト』

ストロベリーナイト (光文社文庫)

ストロベリーナイト (光文社文庫)

なんとなく警察小説が読みたくなって買った女刑事もの。これがもー噴飯ものの女刑事でして。具体的にどうとは言えないけどイラつく! その「女性らしさ」の表現どうにかならねーの? そしてそのとってつけたような乱暴な口のききかたの薄ら寒さはなんなの! とずーっとずーっと腹立たしく思いつつ読了しました。2時間くらいで。
主人公は気に入らないけど、事件の糸口がみえてからの引っ張りとか、正直面白かった……! くやしい!
そして解説のところに「書いた本人も言っているけど女主人公刑事を役者が演じるなら松嶋菜々子」という内容の記述をみて、何かがフに落ちたのでした。ないわー。
話自体は嫌いじゃないし、裁判所でのベタな刑事たちの所作とかむしろ好きなんだけど、いかんせん女主人公がいただけない。きもい。というのが結論なのでした。