『完全犯罪に猫は何匹必要か』

完全犯罪に猫は何匹必要か? (光文社文庫)

完全犯罪に猫は何匹必要か? (光文社文庫)

なんでこんな時間に混雑してるのよ、Amazon検索!
タイトルにひかれてAmazon買い。本文読み始めてすぐに「しまった昭和の小説だったか」と後悔しました。私、どうも古臭い「ユーモアミステリー」ってものが苦手なのです。だって薄ら寒さが気になって本筋をまったく追えないんだもの!!!
と、思っていたら、どうもそんなに古い小説ではなかったようで……。えーー。えええー。このノリで? 平成? まじで?
というわけで、まったくもってノれない小説でございました。いやーーー実に掛け合いが軽妙でね…………。でも、読者が普通に読んでいると作中の人物よりも先に気付く謎のレイヤーと、それでも残る謎のレイヤーが異なっていて、そういう意味では面白かったです。

それでも、ミキオのくだりは、ないわー
まったくもって読めないってわけでは全然なかったけれど、もうこの人の本はいいや。