ゴーストライダー

<あらすじ>
父親と一緒にバイクの曲乗りをやっていた青年が、父親の癌を治すのを条件に悪魔と契約してしまってゴーストライダーになり、おっさんになったらニコラス・ケイジになっている話。
ちなみに青年期のかわいい恋人ロキシーは、ビッチ臭いアナウンサーのロクサーヌになっていました。

<感想>
面白かった。ゴーストライダーって、アメコミで助っ人的に登場するイメージだったんだけど、彼が主人公の物語もちゃんとあるんですね。そらそうか。助っ人だったのなんだっけな。クロウかなー??
お話自体は割とどうでもいいというか、悪魔の息子を倒すためにわざと一回中に魂入れさせるあたりとかは「おお」ってなったし、最初にニコラス・ケイジが燃え出した時は「おお、それでゴーストライダーは骸骨なのか」って思ったんだけど、よく考えたら何が「それで」なのかわからないというか、まあ、いいんです。いろいろかっこいいポイントがあって楽しい映画でしたのでそれで。
墓守の先代ゴーストライダーがかっこよかったし、なんてったって、燃えながら走るバイクはかっこいい。宇宙戦争の電車といい、燃えながら走る乗り物って何かぐっとくるものがありますね。
そしてヒロインたるもの、大量の悪霊に取り巻かれようが悪魔に魂を半分すいとられようが、ショットガンくらい撃てるようになってないと、いざという時に恋人を守れないので私もそれくらい嗜むべきだと思いました。最後あっさりと「あなたはそういう運命なんだからしょうがないわ」みたいなことを言ってゴーストライダーを行かせたのは、ロクサーヌさては、夜ごと骸骨になってこの世の悪と戦う男はちょっと困るなって思いやがったな、という感じがビッチアナウンサー逞しくてとても良かったです。