いまだにパイナップルミルクに出会えない
やらねばならぬことがあるのですが。やる気が起きません。こうして時間が無駄に過ぎ、後の残業となるのでした。
(大怠惰時代)
というわけで、色々ためていた感想を書いて午前中を過ごします。こんにちは。給料泥棒です。
地獄少女
お前はどこの時間軸で生きているんだ感が否めませんね。やっと観たんですよ最後まで!
始まった当初はあんなにもクソだクソだと思っていたのに、タイムラグができてでも最後までちゃんと観ようと思わせるだけのものがあるアニメになっちゃうんだから、2クール以上のアニメは油断なりません。
はじめちゃんに婆ちゃんは何を頼んだのか、とか、はじめちゃんのあの姿で閻魔アイちゃんはせんたろうの心を本当に知ったのかとか(あのせんたろうが土かけるシーンは割とすごい瞬間だと思うんですよ)、あの寺にいた住職は巻き込まれて焼死しちゃったのかしら、とか、ひょっとしたら第二期への布石かもしれないと思うと第二期への期待が高まります。でも秋スタートかー。間に1クールしか休んでいない第二期は失敗しがち説がこわいよ。
人を呪わば穴ふたつ……いっぺん、死んでみる?
の前に
地獄って、あるのよ
というキメ台詞があって超絶ださくて面白かったです。あと漫画版は「呪いをかけた人も死後は地獄に行く」設定が甘くみられていてひどい。
これはアニメに軍配ですね。って思ったら地獄少女wikiによると
最終的に、あるスタッフが幸運にも講談社・なかよしの編集者と会う機会を得てこの企画の話をした所、編集者が興味を持ちアニメ化に先立っての漫画化が決定(後述)。その後アニメ化企画も息を吹き返し、「地獄少女」という稀有なキャラクターは世に送り出される事になった。
とのことなので、アニメとしての企画が先だったんですね。原作ってわけじゃなかったんだ。納得。面白かったです。
『殺人の門』 東野圭吾
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面白かったです。どういう物語りなのか一切知らずに読んだので、途中までは「いつ殺人が起きるの」ってwktkしていました。そういう姿勢で挑むべきものじゃなかった。
すごくじっくりと一人の男の半生が描いている、ひとつひとつを積み重ねて行くタイプの小説で、大変に好みでした。キーパーソンである男の描写も面白い。なるほど、いそうだね、こういう悪党、という。たたみかたも好み。
いいもん読んだ。