「ホテルルワンダ」を観た日

『ジェノサイドの丘』を読んだのは、過去ログによれば2003年の10月だったらしい。
ネットでいくつかこの映画の感想を読んで、いつか観ようと思いつつ、ちょっと旬をはずれてからにしよう、とか思っていたのをやっと観ました。
こんなにもちゃんと物語しているとは思わなかったから、なんだか安心して観れてしまった。ああ、良かった。もっともっとひたすらに悲惨なドキュメンタリーめいたものを想像していたよ。いや、もちろんそこにあった惨劇のことは知っているし、物語っているのは凄惨な事実なのだけれど。でも、この「知っているだけ」ということの意味までひっくるめて、物語として昇華されていて、良い映画でした。


昼頃に起きて、どうも身体がだるいので炬燵で映画みながらウトウトしようと思って、なんとなくこれをデッキに入れて、観始めたら当然ながら面白くてまるで眠れなくて、終わったらなんとなく洗濯物を片付けて着替えて部屋の空気を入れ替えて植木に水をあげて、アニメ色々みながらウトウトして、夜から起き出して、近所の喫茶店にご飯を食べにいって、ついでにご飯の時に読むものをあさりに本屋に寄って漫画を数冊買って、夜の喫茶店でこういう風に毎晩ご飯を食べながら本を読んでいた時期もあったっけなーと思って、それがもう7年以上も前のことだと思い出して、ここのところの時間の速さにおののいて、家に帰りましたとさ。


きちんと生きよう。

ところで

週末の晩を一人カフェで読書*1としゃれこむからにはオサレなところに行こうじゃねーかと思ったんだけれども、思いつく限りオサレなところは薄暗かった。モーガンカフェまで歩くのは面倒で、高円寺カフェはもっと面倒で、一瞬ufotable cafeまでいっちゃうか?と思いかけたけど遠いのでやめて、駅前の珈琲貴族という喫茶店に入りました。
元々は名前の通りのいわゆる「喫茶店」って感じだったんだけれど、最近はオーナーが変わったんだか「コジャレカフェ」を目指して奮闘中です。椅子がちょっとづつ入れ替わったりしていて面白い。けどセンスがイマイチ。でもそのイマイチなところ含めて割りと応援中。なお店なのですが。
週末の22時くらいの高円寺って割とどこも賑わっているのに、駅前ロータリーにあるこの店はなぜか閑散としているんですよ。努力してるのになーなんだろうなー前のイメージかなーって思いながら座って、ドライカレーオムライスとクリームソーダ*2を注文して、食べてみたら。
ドライカレーがしょっぱくてしょっぱくてしょっぱくて、味見してんのかこのボケナスとクレームをいれたくなる勢いで、んで、クリームソーダを飲んだら、これがまたどえらい甘くて。甘いソーダに甘いバニラアイスが乗っていてさらに甘い生クリームがのっていて甘い甘い。いやこれを求めていたんだろと言われるとそうなんですけれども氷が多くてあんまりソーダ水飲めなくてこりゃあめー。
でもその両方を一度に味わったおかげで、ここのメニューを決めてる人は割と鈍感な舌をしていて味を過剰にしてしまうんだという結論に達したので黙って帰宅しました。もうあそこでご飯食べない。アイスコーヒーは美味しかったけど、クリームソーダはそういうもんだから文句言うほうがおかしいかもしれないけど、ご飯は食べない。悪いけど、そりゃお客さん入らないよ。
(でも、クリームソーダも工夫しているお店はアイスをあんまり甘くないものにするとかしてるよね)
食べてから数時間たつのに、喉の渇きがすごいことになっています。

*1:こどものじかん3巻ですけど

*2:このオーダーのひどさはわかってる。みなまで言うな