「ホテルルワンダ」を観た日

『ジェノサイドの丘』を読んだのは、過去ログによれば2003年の10月だったらしい。
ネットでいくつかこの映画の感想を読んで、いつか観ようと思いつつ、ちょっと旬をはずれてからにしよう、とか思っていたのをやっと観ました。
こんなにもちゃんと物語しているとは思わなかったから、なんだか安心して観れてしまった。ああ、良かった。もっともっとひたすらに悲惨なドキュメンタリーめいたものを想像していたよ。いや、もちろんそこにあった惨劇のことは知っているし、物語っているのは凄惨な事実なのだけれど。でも、この「知っているだけ」ということの意味までひっくるめて、物語として昇華されていて、良い映画でした。


昼頃に起きて、どうも身体がだるいので炬燵で映画みながらウトウトしようと思って、なんとなくこれをデッキに入れて、観始めたら当然ながら面白くてまるで眠れなくて、終わったらなんとなく洗濯物を片付けて着替えて部屋の空気を入れ替えて植木に水をあげて、アニメ色々みながらウトウトして、夜から起き出して、近所の喫茶店にご飯を食べにいって、ついでにご飯の時に読むものをあさりに本屋に寄って漫画を数冊買って、夜の喫茶店でこういう風に毎晩ご飯を食べながら本を読んでいた時期もあったっけなーと思って、それがもう7年以上も前のことだと思い出して、ここのところの時間の速さにおののいて、家に帰りましたとさ。


きちんと生きよう。