読書日記 『ブリジット・ジョーンズの日記―きれそうな私の12ヶ月春夏篇』 ヘレン・フィールディング
ブリジット・ジョーンズの日記―きれそうなわたしの12か月 春夏篇
- 作者: ヘレンフィールディング,Helen Fielding,亀井よし子
- 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
- 発売日: 2000/06
- メディア: 単行本
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
相変わらずの面白さ。これは、男性が読んでも面白いのかなあ。あっちゃこっちゃに出てくる固有名詞が全部わかったら、きっともっと面白いのだろうなあ。でも十分楽しい。面白い。いい年した冴えない女たちのドタバタがリアルでおかしい。国境ないね!こういう気持ちにね!
もーほんとにブリジットはダメ子ちゃんで、最高だ。
ダイエットもダメ、仕事っぷりもひどい(今回のインタビュー記事は本当に最高におかしかった)男もダメだし、春夏編を読み終わった今、大工にお金を騙し取られたっぽい。
あーもー本当に愛しいなあ、ブリジット!!幸せになってほしいけど、ならないでほしい。複雑な気持ち。でもハッピーエンド(しかもアホみたいなやつ)が似合うかな、この本には。闘うのだ!みたいな変な肩肘はった前向きっぷりは似合わない。うん。そういうのは口先ばっかりのダメコちゃんでいて。
あ、でも、そんな彼女をみてイライラしちゃうだけっていう人もきっと世の中にはいるんじゃないだろうか。そういう人は、最初の数ページを読めばYesかNoかすぐにわかると思うので、買うか迷ったらパラパラと読むことをオススメします。
流行したからって喰わず嫌いするには惜しい。
映画の出来があまりにも良かったので、私の脳内ではすっかりあの女優さんがブリジットの姿になってしまった。
シングルトン、ばんざーい!