読書日記 オンモラキのキズ 京極夏彦

。読了していないけど、250ページほど読んだ時点でのネタバレ予想。


<以下、はげしくネタバレ>


なにをどう考えても花嫁を殺したのは伯爵しかいないだろうと。でも、あまりにもわかりやすいので、きっとまだその先があるんだろうな。
伯爵は、花嫁たちを剥製にして、それが「生きている」状態と認識している。だから、彼女たちが死んだのは、館を出てから。死体として扱われてからだちうことだね。どこかで、伯爵の「死」というものへの解釈が外とずれたんだと思うなー。
それを、どう京極堂が伯爵に突き付けるか、は楽しみかな。
榎木津が今回の中心にいるので、はやく榎木津が回復して動きだしてくれないかなあ、とそればかりを考えています。
あと、今回3人の視点を行き来して一人称で語られているんだけれども、その変化が一瞬わからない。語り口にあんまり変化がないから。あと、ハスッパな口をきく女の人がいないとつまらないンですよぅ。

はやく読了しよう。次はブリジットの秋冬と、九十九十九だー!!(もう買ってある)