なんだかんだでもう丸5年なんだけどもね。

夜中、アンテナに登録されているサイトは余す所なく読み終わってしまい、2周目すら終わってしまい、もう長いこと整理されることもなく放置しているブラウザの「お気に入り」をみてまわってみた。
なくなってしまっていることがわかっているサイトを、つい、選んでしまって404のメッセージに胸をしめつけられるような思いがした。
どんなに素敵なサイトも、いつかは閉鎖してしまう。軽やかに閉鎖してしまうような、粘着性のなさに憧れたりもするのだけれど、私はたぶん、できる限りずっと閉鎖ということはできずに行くのだろうと思う。
3Pという下劣な名前のサイトを始めたのは、5年前の今頃だった。掲示板とチャットからインターネットに入った私が始めたサイトだったから、ずっと身内の人間しかみていないサイトだった。あの頃、来る人はみな知り合いだったし、30Hit/dayもあるとドキドキしたものだったっけ。
それが、外の見知らぬ人向けに書くようになったのは、いつの頃だったろう。たぶんチャットが閉鎖された頃からだったのだと思う。テキスト庵に登録して、自分の直前に更新報告をしていたサイトを勝手にレビューしたりしていた。その頃が、一番アクセス数があったし、やる気もあったように思える。とはいえ400Hit/dayくらいのものだったんだけど。
でも、もうそれが2年前とかなんだな。
今は、100Hitもいかないような感じ。でも、まあ、まだ多いくらいだと思う。だって、なにもないもの。
惰性でサイトを続けることって、悪いことなんだろうか。
誰もみてくれない、誰も評価してくれないサイトを続けることに、自分自身が耐えられるかどうかは別として、私はきっとずっと続けていく。