キダムがきました!

いやぁー泣いちゃいましたよ!サルティンバンコ以来約10ねんぶりのシルク・ド・ソレイユだったんだもん!もうね、オープニングで泣いた。期待値と照明とで泣けた。ちょっとキモイ人だった。
観たことがない人は、是非行くべきだと思います。人を感動させる肉体っていうものが存在するんだってことを知ってほしい。こんなところを読んでいるはずもないけど、小学生とかに観てもらいたい。


<以下、内容をふまえた感想>
私が一番感動したのは、最初のぐるぐる回る男の人でした。ああ、なんて美しく自在に道具を使うんだろう、と思ってまた泣きそうに。次の駒少女たちも良かったなー。笑顔が無理やりで。すっごい訓練したんだろうなー。ノーミスだったのがえらかった。あとは、あれだ。人間トランポリン。あれは本当にすごかった。
反対にいまいちピンと来なかったのは噂の布でぶらさがる女の人。全裸かとみまごうようなエロコスチュームで動きとかも色っぽいんだけど、うーん、インパクトがなー。あれを5人くらいでやってくれたら釘付けだったと思います。ロープの人たちは二番煎じっぽく見えるので損。
あと!!なわとびとジャグラー、ミスしすぎ!駒少女をみて「そうよね、100%ってありえないけど、でも100%やらなくちゃいけないっていう場所だもんね。すごい、あんたたちすごいよ!」と感動していた私の目の前でミスりすぎ!
正直言って、サルティンバンコの時ほどの感動はなかったのでした。どんなことが起きるかの想像はついていたし。期待値も高すぎたかもしれない。学生時代に学校のみんなと見たときとちがって、観客のノリも良くなかったし。
こういうことを言い出すのは割りと最低だと思っているのですが、もっとちゃんと拍手したりスタンディングオベーションしたりしたら、やる側ももっとノリノリだったんだろうな、と思わずにはいられません。道化役のおじちゃん3人とか、可哀想だった。もっと面白くなるのに。次回作は海外で観たいよ。できればカナダで。
でも、カーテンコールではまたしっかりと泣いたことこさんなのでした。
だってだって、白いのバーッて取ったんだよ。それでタイトルがキダムだよ。泣いちゃうよ。名も無きじゃないんだって勝手に解釈しちゃうよー。