Folio vol.4全作品（創作のみ）レビューとかしまーす！
『リンゴとエロスについて、彼女の考察』
女にしか書けない女文章だなあ、と思いました。そういう点がエロいです。正直、ちょっと長く感じました！
『大統領の英断』
露骨すぎて萎える！は素晴らしい。萌えがなんなのか、いまだに私にもわかりませんプレジデント！！
あと、これは編集サイドへの文句ですが、できればエロエロしいものに辟易した頃に読みたかったなあ。作品の並べる順番は、なんでこうだったんだろう。
『jii』
ちょっと恐ろしい。これ恐ろしい。男の心理が恐ろしい。ラストじゃなくて、そこまでの過程のさめっぷりが。
エロであることよりも、物語であることが優先されているようなイメージでした。エロを道具に創作するってこういうことかしら、とか。自分の書いたものが恥ずかしくなりました！えへ！
『SCHOOL EROTICA』
今回で一番好きです。主人公の名前を「満子」にして甘詰留太に漫画化してもらいたいと思いました。
展開が強引だなあ、と思ったのですが、でもそれがエロの醍醐味っていうか。そういうところまで含めてちょっと完璧だわ、とか思いました。
『屈折』
完結したひとつの作品として美しい形だと思いました。うまい。ただ、文章の荒さが目立つ気がしました。もうちっと推敲したら断然良くなるのに勿体無い。でも、あの、個人的にニヤニヤしながら読めました。ごっつぁんです！
『白い雨/喪服』
最後の方の加速度的なアレがアレでした。いっぱいいっぱいザーメン頂戴とか最高だなあと思いました。書いてる内に「もっとエロくしなくちゃ」的にサイキさんがアホになっていったように読めて、それが面白かったです。
でもつげネタはどうかと思うよ！笑っちゃったけど！
私の書いたものは我ながらひどいと思いました。でも新聞の何面だかに載ってるみたいな脈絡とか意味とか物語とか存在しないものを書きたかったんです！（言い訳）
ちなみに、当初の予定としては、「なにが一番エロいかって、知っている人が、ってことなんじゃないだろうか」とか考えて「私（ことこ）」と、Folio執筆陣の男性数人との総当たりエロとかを考えていたのですが、時間と紙面と道徳倫理的常識人間関係、具体的に言いますと、欲望と妄想がまろび出すぎてヤマグチくんに嫌われたら、ことこ 犯しちゃう！ 困っちゃう！などの問題で断念しました。
