みなさまおつかれさまでした

森合宿、終了しましたー。参加してくださった皆様、ありがとうございました!ぐだぐだでガッカリされた方、ごめんなさい。えへ。でも私としては、予想よりも遥かに森について真面目に語ることができて楽しかったです。
思い出しつつレポートじみたことを書きますよ。これが!噂の!オフレポ!!

野方駅でボクと握手!

集合時間にまだ中野駅にいたダメ幹事。えへ。あわててタクシーで野方にむかったら、もうみんなちゃんと駅前の居酒屋の二階にいました。わはは。
あえてここでは森についての言及はやめよう!という縛りで雑談。恋風の今後などについてモキチくん(id:mokichi)と日暮くん(id:standalone)と語る。て。モキチくん、あなた、読了したんですか。31時間で10冊読んだんですか。んあ?『すべF』を200ページ読んだだけだぁ?
いきなり参加資格のない人がいました。波乱の予感です。

まずは森との出会いを語ろうじゃないか

というわけで、ことこ邸に移動。
恥じらいを捨てて語ろうぜ!が合言葉。ほら、森ミスとの出会い、なんつっちゃって、恥ずかしいじゃない?真面目な顔とかできないじゃない?でも、せっかくなんだから、ここは真面目に語りもしたいじゃない?というわけで。なんと一人づつ語る方式にしてみました。おのおのの話にみんなが絡む方式。って、あああ、あんのじょう何も始めていないうちからモキチくんがうるさいよ!ばか!読んでない人は黙ってなさい!


まずは、なぜか立っていたあべから。この人ね、実は森ファンMLの管理人とかしていたのですよ。ほほほ。「なぜ今頃になって森なのか」とか言われましたけれども。私やあべは5年くらい前が森ブームのピークでしたが、昨日お集まりの皆様は、割と最近読了しているので「今」だったのでした。
そして、ここで森を評価するにあたって、その時代性は重視すべき、という話に。森がデビューした当時、メフィスト系作家というものは存在していなかった、ということを考慮せずには森の独自性は語れない、などなど。
続いては、アンダーさん(id:cry_condor)。理系人間というものの描写が自分の学生時代を彷彿とさせて懐かしかった、というお話。森を読む上で、自分が理系かどうか(あるいは理系の人間と親しくしてきたかどうか)は重要かもしれないね、という話に。たしかに感覚として、文系人間に理解できないとは言いませんが(私も文系だし!)理系的思考というのは森小説のひとつの重要なファクターなのだと思いました。
続いては日暮くん(id:standalone)。「夏」が好きで『夏のレプリカ』というタイトルにひかれて手に取ってみたらシリーズであるとわかって『すべF』から読んでみたら、ちょうど仕事で始めていたプログラムが絡むような話で単語がわかるという楽しさにグイグイ読んだ、という出会い。「F」の意味するところをすぐにわかったか?という話になったのですが、やっぱりプログラムとかにちょっとでもかかわったことのある人(もしくはそれまでにサイト作成をしたことのあった人)はピンと来たようです。このへん、時代性にも関わるところ。私は当時、インターネットもしていなかったのでさっぱりわかりませんでした。16進数なんて思いつくわけもない。
あとは、犀川の人格の分裂と統合の話に。私もすっかり忘れていたのですが、そういえば初期の犀川先生はなにやら人格が入れ替わっていた(というか切り替わっていたというか、なんか、そんなようなのがあった。漫画だと顕著)のでした。その人格がなぜ統合されない(されたという描写がない)のか、というのが日暮くんの合点のいかない点。
そこで、四季と犀川という似た存在と萌絵の劣化、という話に。つまり、犀川が萌絵寄りになっていれば、おそらく人格は統合された。けれど、それは四季の言うところの劣化であり(事実四季は『四季』シリーズの中でも複数人格(犀川よりもより明確)について大いに言及する)萌絵にとっては悲劇的なことに、犀川はそちらには行かない、と。
このへんが、日暮くんの抱える「犀川のベクトルが四季と同じくすることの意味は大いに認めるけれど、人格は統合してほしかった」という矛盾になり、頭をかかえておりました。か、かわいいわ、この人。
次はどきどき。本条さん(id:Singles_cafe)。正直今回、一番なにを話すのか読めない人であったのでした(私にとって)。関係ないけどほんじょさんは本当に小さくて可愛くて憎い。それでエロゲクイーンなんだから詐欺。
最初はミステリーかな、と思って読んでて、でも実はラブストーリーで、というお話。そこで読んでいないモキチくんが素朴な疑問。「さっきから言ってる森ミスって、なに?」そこで森ミステリーは狭義の「ミステリー」ではないのです、という話に。トリックも動機も重視されていない、それが森ミス。このへんでヤマグチ(id:yamaguchi_nebo)、が耐え切れずにみもだえ。(ヤマグチはアンチなので、トリにしよう、ということでずっと黙っていることを強いられていたのでした)でも我慢の子です。えらいぞ。
最初はギャースカ要員だったモキチくんですが、なんだか仕切り始めたし、いろいろ素朴な疑問を投げかけてくれるので改めて考えるきっかけになったりして、なかなかの活躍っぷりです。意外だ。
ささきくん(id:kojimayu)が森を読んでいた理由は、すごくささっくん的。メフィスト系と呼ばれる作家のパイオニア的存在だから、押さえておくため。ミスオタは言うことがちがうね!この人は実は舞城を読んでいないとか、宮部みゆきを読んでいないとか、意外なところに穴があったりするので油断なりません(ネタバレ的に)。でも、宮部だったらきっと犀川は四季と対立したり、萌絵寄りになっていったよねーそうだったらS&Mの持つ意味は半分以下になるよねーという話にはがっちり食いついてくるのでした。なぜ。


というあたりで、ちょっと休憩。なげー。

閑話休題なぜラジオをしなかったか

予想リスナー数が0だったからです!というのは本当だけど嘘。居酒屋を出た時点で一時間くらい予定よりも遅くなっていて、そのままあまりにも盛り上がってしまって、ひと段落した時にはすでに2時とかだったので、やめちゃいました。待ってた人がもしも万が一いたら申し訳ありません。でも、ほら、鯖とかの手配も掲示板の手配もなにもしてなかったし。予想できたよね!あはは!
ご、ごめんなさい。