攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第26話 「憂国への帰還 ENDLESS ∞ GIG」

ついに観ちゃった。観ちゃったよー。終わっちゃった…。
何から書けばいいのかわからない。なんか観終わってから放心しちゃうよな。
少佐ーーー
。・゜・(ノд`)・゜・。


今回も「素子ぉー!」がありましたね。もう、バトーったら。
なんだろう。バトーは少佐が心を許せる相手なんだということはわかるんだけれど、どうしようもない疎外感というか、切なくて困った。観ていて。久世と少佐の繋がりは、他者には入り込めない。久世と少佐の関係というものに、バトーが入り込む必要はないということは理解していても、やっぱりちょっと切ない。
でも、彼らが彼らだけで完結しようとしていたのを、出したのはバトーだ。私はそれを「救った」と受け取ることにします。単に命を、ということだけじゃなくて。
少佐にとっては、違うのかもしれないんだけれど。なんだろう。まだもうちょっと、そのままの少佐で生きてほしい。ゴーストと不可分の肉体に括られた状態で。ゴーストを保持できるかどうかわからないネットの海にはまだ行かないで。
ああ、でも、やっぱりなんというか、個人である以上不可避であるStand Aloneということが、こんなにもくっきりと描かれると思っていなかったので、なんとも切ない。

「先に…いくぞ…」
はずるいよ。ずるいよずるいよ。そんなの永遠じゃないかーーーー!!!
それに、桜の24時間監視のときの少佐とバトーの距離って、なに…。ううう。バトー、報われない子…。
取り残された少佐の孤独を思うと切ない。少佐の孤独を見つめ続けることになるバトーも切ない。それでも日々は進んでいくし、日々の積み重ねは勝つよ!バトー!がんばって!(そういう視点でしか観られないのかよ)
あとは、やっぱりずるいよ!と思いつつも

タチコマの命令違反がすごい泣けた。ゴーストを獲得したのね、あなたたち。あの歌も良かった。タチコマたちの歌、BGMなわけじゃなくて聴こえてたんだね。「歌う」という行為の持つ意味も含めて、泣けて泣けて泣けて泣けて、本当に号泣していました。石川に告げるとことか、もう大変だったよ。
自己犠牲という観念には滅法弱いタイプです。
他にも総理とか色々良かった。「悔しい…っ!!」良かった。もっかい通して観たいな。