親子の会話

父「そういや、下妻物語の映画観たぞ」
私「面白かったでしょ?」
父「まぁまぁだな」
私「原作のほうが好きだった?私は映画のほうが好きだよ」
父「映画は、ありゃ漫画だな」
私「今はなに読んでるの?」
父「なんだっけなぁ。これだよ(ごそごそ)」
私「あ!雫井!私も最近読んだー。『火の粉』貸すから、それ貸してー」
父「いいけど、これ上巻だぞ」
私「???下巻も買うでしょ?」
父「さあなあ」
私「え、ええええええ」
父「そういえば、あれ読んだぞ。お前が言ってたやつ。『プリズンホテル』」
私「まじでー。私まだ1册目しか読んでないよ。貸して貸して」
父「ん?あれ1册で終わりじゃないのか」
私「…うん。4册あるよ」
父「もういいや」
私「えええええええ」
父「あれも、あれだ。漫画だな」


お父さんにとっては、下妻物語もプリズンホテルも等しく漫画だったみたいです。あと、続刊を読まずにいられるという習性が本当に信じられない。と思ったのですが、私もプリズンホテルを読了していないアワワワアワワワ。
考えてみたらお父さんは昔から、借りたビデオを途中までしか観ないで返すことのできる人だったわけで、そのお父さんに育てられた私がその属性を受け継ぐのはある意味必然だよね!!!!
いや、読みますよ。ちゃんと。