巌窟王

終わってしまった…。最後は心配していた通りの5年後展開でした。でも、心配していた「ユージェニーとの間にできたわが子に「エドモン」「フランツ」と名付けるアホ」という展開にはならなかったので良かったです。むしろ、5年後にした意味がちゃんとあってよかった。アルベール、すっかり大人になって…(感涙)眼鏡なんてかけちゃって…(悶絶)5年間がんばったのね。フランツや伯爵のぶんまで生きなきゃって必死でお墓参りにも来られなかった、という台詞にはグッと熱くなりました。そうかそうか、そうして階段をのぼるのね。生きていくのね。まだハタチだけど!!!(わけーよ!)

最終回でようやく、伯爵とアルベールパパがかつて親友だったというシーンが出て来て、これまた感慨深く。
「僕がうまれるずっと前からあなたはここにいらしたんですね(ウロ覚え)」
。・゜・(ノД`)・゜・。
伯爵の側近だった人たちはエデたんの側にいてホッとしました。まぁ、エデたんが生きているなら当然の展開か…。エデたんは絶対に死ぬと思っていたので、なんか口紅とかしちゃて、これまた大人なエデたんには複雑な心境でした。良かったね。良かったんだけど、なんか、この先も大変そうだね…。
つか、冒頭の白い薔薇を投げるグラサンハゲが、すごい良かった!!!伯爵と彼の関係はアルベールと伯爵の関係以上にツボでした…。カバルカンディーたちが指名手配になっている等のフォローもあったし、ペッポたんもモデルになってたし(オカマモデル?)、そのへんも割と満足しました。
なんだかんだ言って、毎週すごく楽しみにしているアニメでした。フランツの死が確定した時点で若干モチベーションがさがり、ユージェニーのぬるい退場劇でさらにモチベーションさがっておりましたが、でもやっぱり面白かったよ。前半の、あのアホアルベールとフランツ&伯爵、を観られただけでも満足です。一番のピークはやっぱり伯爵の仕掛けた復讐の罠が発動するあたりだったかな…
なんか、まだ放映を一度観ただけなので実感がないというか、消化しきれていないというか。最終回は、完全に「そして人生は続く」だったので、いっこ前の回までを見直したりしようと思います。伯爵…