MYSCON6いってきましたレポ

MYSCONhttp://myscon.ore.to/
去年はFolioの取材として参加したMYSCONでしたが、今年はイチ・ミステリィ読者として参加してきました。去年楽しすぎたんです。またあの夢を見せてよ、あたいに。
正直、MYSCONにいらっしゃる皆様は日頃交流している皆様とは界隈が違うので軽く緊張とかしてました。人と目を合わせられない病気にかかっています。でででででも今年は、ささっくんid:amaikoi)とハシモト()がいるものね!アンダーさん(週刊ジョジョンプ)と若林さん(翠風)もいるものね!去年、百三さん(id:hyakuzou)と仲良くなったもんね!と、自分を元気づけて会場にGO。
ちなみに、さりげない「ィ」使いで森リスペクトをアピールしてみました。そして指の根の乾かない内に「ー」つかってアンチっぷりもアピールしてみました。今回のMYSCONで見知った方々には、あらぬ印象を持たれている気がしてならないので、色々アピールしないとけません。世界中に愛されたい身としては大変だゼ。
あ、あと、MYSCONに興味はあるけど参加勇気が出ないシャイなベイベのために、教訓付きのレポだよ。天才な上に親切だな、わたし。

はじまりはいつも遅刻

とりあえず、15分の遅刻。わーごめんなさいごめんなさい。
ちゃうねん。割と近いと思って油断しててん。あと、当日になってから何着ていこうーーーーって騒ぎだしてん。私の中のオサレ天使が。さあ!支度しよう!ってなってから、軽く2時間は一人ファッションショーした。そんな理由でごめんなさい。
【教訓 その1】ファッションショーは前日までに終わらせておこう
到着してみると、受付には七沢さん(月蝕領宣言)と、そらたさん(青空をさんぽ。)が。そそそらたさんが、名乗る前から私の名札用意してくれてルーーーー!!!去年の読書会に参加していたので覚えていてくださったそうです。すげー。名探偵になれると思います、その記憶力。そういや、そらたさんのスカート可愛かったです。きっと前日までにファッションショーしたに違いない。
七沢さんとは、その後喫煙部屋でマイネリーベについて語りました。語ったっていうか、一方的にオススメしました。そしたら、アンジェリークとかKoeiとか、私にはよくわからない単語が飛び出していたので、七沢さんはもっとミステリーの話をしたほうがいいよ、と思いました。ちなみに吟遊黙示録マイネリーベ(アニメ)は、広義のミステリーと言えると思うので、私は堂々と胸を張って生きていきます!殺されても本望です!申し訳ありませんでした!!!!
【教訓 その2】話しを聞いてくださる方がいたからって、調子こかない
大広間に直接いくと、すでに太田先生へのインタビューが始まってました。うわーうわー。
そして私は、かなり本気で反省していることが。遅刻していったのに真ん中あたりの扉から入ってしまったよ…。しかもそのまま真直ぐ見知った顔のところに中腰で進んでしまった…大人として恥ずべき行為でした。後ろにいた皆様には大変申し訳ないことをしました。ごめんなさいごめんなさい。インタビューにも邪魔だったことでしょう。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
インタビューの内容は、あの日あの場にいた人たちだけの宝物なので、ナイショです。うへへ。
あ、あと、開会式(?)のときのINOさん(イノミス)の声が素晴らしく低音で素敵でした。ずっと聞いていたい…。耳もとで…。ひゃーーー!はずかちーーー!!って、あ、ご結婚されたそうで。おめでとうございました。たぶん一言も交わして無いのに失礼で申し訳ありません。えへえへへ。小心者なので事前に謝ります。

全体企画

買い出しタイムを利用して、ほか弁を買ってきて大広間で晩ご飯。この頃はまだ、ツーシャイシャインガールで泣き出しそうな私は、ささっくんとハシモトと一緒にばかりいました。ヒトリ コワイ シラナイヒト コワイ。
食後の一服をしに喫煙部屋にいって、出て来て、ボケっと「読書会どこー」と呟いていたら、ささっくんに「次は班ごとの全体企画でしょ!ことこさん、8班でしょ!だからこの部屋!」と親切にしていただく。みんなも、ささっくんを見習って老人には優しくな!
【教訓 その3】困った時は老人ぶればダイジョブ(ただしコードネームが「三十路」になります)
今回の全体企画は「なんでもベスト10」。各班ごとに、テーマに沿ったミステリベスト10を選んで発表する、というもの。8班のテーマは「短編ミステリならコレ!ベスト10!」でした。
えーっと。短編集の名前ならともかくとして、短編ごとのタイトルなんて覚えてるワk…みんなスラスラ言ってルーーーーーー!!!!!
某有名小説の叙述トリックをスッキリ爽やかに忘れて新鮮な驚きとともに再読することが可能なほど強い忘却力を誇る私の肩身がどんどんどんどんどんどん狭くなっていきます。橋も落ちるイキオイ。(ミステリギャグを挟んでみました)
かろうじて『九マイルでは遠すぎる』が浮かんだのですが、他の方に言われてしまって本当に窮地に。一人一作品づつあげていったのですが、私は1パスしてるのにまだ出ない。ううう、他に短編…短編…短編…えっと、えっと、『ブルブル人形〜』は…べ、べつに傑作でもなんでもないですよね、そうですよね、えーーっと、じゃあ、『最後の一葉』とか…ミステリじゃないけど…(てへ)えーっと、えーっと、えーーーっっと…じゃあ…あのッ!スティーブン・キングのッ!!『霧』でッ!!!!!!(ミステリじゃない)
本当に、使えない人で申し訳ありませんでした。みなさまのあきれ顔が今も目蓋に浮かぶよママン。
【教訓 その4】驚異の記憶術などを一通り試してから参加しよう
関係ないけど、8班のリーダーでいらした、おーかわさん(BMB)は、人の目をジっと見つめられてお話しになるので、あやうく恋に落ちるところでした。

個別企画

今回も読書会に参加しました。課題図書は摩耶の『螢』。
螢

エピローグのことを話したかったのですが、なんか、それは謎に思うことでもないッ!というような空気が…そ、そっか…。考えるまでもなかったか…。でも、ちょっとすっきり。やっぱりそういう解釈でいいんだよね。そして、ほぼ滅・こおるさん(たそがれSpringPoint)の独演会でした!なるほどナーなるほどナーとアホの子になって聞く私。あと、みなさん本当に推理しながら読んでるんだーというのが驚き。私はとりあえず何も考えずに読んじゃうよッ!「○○○の○○○○○○について、最後まで気付かれなかったという方いらっしゃいますかー?」って言われて元気に手をあげること2回。
【教訓 その5】人を押し退けてでも主張したいことを作ってから読書会に参加したほうが楽しそう
基本的に楽しかったのですが、人が話している時にかぶって発言する人が多くて、なにがなんだかわからなくなって結局誰も誰の言うことも聞いていなかったり、声の大きい人が勝つような状況はちょっとどうかと思いました。司会の蔓葉さん(白黒学派)も、あれじゃまとめようがねーだよ。人数が多かったのも原因だったんだろうとは思うのですが。来年からは「滅・こおるさんと語る会」と「読書会」を別に設けたらどうでしょう!(褒めてます)
あと、途中で話題が『暗黒館』にシフトしたのですが、未読な方が割と沢山いらしたので安心を。えへ。えへへ。
暗黒館の殺人 (上) (講談社ノベルス)

暗黒館の殺人 (上) (講談社ノベルス)

2コマ目は、どちらにも参加せず。お酒がまったくダメなので、ソムリエは無理。児童ミステリは魅力的だったのですが、チラっとみたら混んでいたのと、喫煙部屋に落ち着いたら落ち着きすぎてしまったので…。えへへ。

嵐の喫煙部屋

煙草なしには生きていかれない可哀想な身体のワタクシは、喫煙部屋にドッカリをお尻をすえてプカプカ。居合わせたお二人(ごめんなさい、お名前を失念してしまいました)と、ミステリな話などを。私はめっぽう古典に弱いというか、ぶっちゃけ横溝あたりはまったく読んでいないので、入口としてどのへんがオススメかを教えていただいたり。そしたら、たまたま今読んでいる坂口安吾の『不連続殺人事件』が出て来たので、自分の正しさにウットリ。
不連続殺人事件 (角川文庫クラシックス さ 2-3)

不連続殺人事件 (角川文庫クラシックス さ 2-3)

していたら、「その本を文学の入口にするのは間違ってますよー」という台詞と共に百三さん登場。ちがうのちがうの。古典ミステリを読んでいないから、その入口として、文学で慣れ親しんだ坂口なの。文学の入口にミステリってわけじゃないの。逆なのーーーー。あの時言い訳できなかったので今言ってみました。
そして、遅れていらした大森望さんなどと、エロ漫画やアルテイシアたん、マイネ、腐女子な話題などで少々盛り上がりました。少々だよ。少々。途中「ケツアクメ」とか口走ったことは忘れます。だって…砂が…砂が…。
そうこうしていたら、フクさん(UNCHARTED SPACE)登場。わ。なんか前にチラリとお願いしていた新聞記事を持ってきてくださってましたーー!!わーい!せんちゃーーーん!!!(@デカレンジャー)わーいわーい!ホージーも一緒だーー!!(ま、そういう記事を持ってきてくださったのです。察して下さい)。あ、そういえば、響鬼がいかに面白いかも力説したような気がしてきました。

大喜利

大喜利に関しては、昨年も大変楽しかったですし、今年も大変に楽しかったです。今年は大喜利というか、壇上の回答者がパネル回答形式でボケまSHOWするというクイズ形式でした。平成教育委員会してました。観客も手元の解答用紙に書き込んで一緒に考えることができたのですが…わかんねーーーー。館シリーズの穴埋め問題とか、「おんもらきのきず」を漢字で書けとか、むりむりーー。蔓葉さんの「陰磨羅鬼の暇」には騙されました。
個人的には英語の問題が楽しかったです。

下記はとあるミステリーのタイトルの英語訳である。原題はなにか
『Rock on My Note on Cut』
『Dancing Gimmick』

みたいな問題。いやー全然わかんないのな!!!ははははは!恥ずかしくて解答用紙を出すことをためらいました。無理よ、無理よ。(唯一自力で解けたのは『6枚のとんかつ』でした…)
あと、毎年のことながら、ここで壇上にあがる皆様は素晴らしいですね。おがわさん、嫁さがしてるなら、ワワワワワタシを!!!(ハァハァ 体育の時間に限らず、常に進井さん(永世)の動きがすっごい機敏なのは、あれはなにか仕掛けが…?ぜんまい仕掛け、とか…。そうそう、後で喫煙部屋にて、楽志さん(天使の階段)がフクさんと一緒にMYSCONを始めたと聞いてびっくり。が、楽志さん、めちゃめちゃ若そうに見えるけど、お幾つくらいなんだろう…
ていうか、みんな年令不詳だよ…こわいよ…(ちなみに私のことは、ハシモトが「三十路、三十路」呼んでくれたので、みんな何歳か暗黙のうちに了承してくださっていたことと思います!ハシモトは、ちんこがもげて死ね!(呪))

喫煙部屋荒らし

さあ、そして、再び物語の舞台は喫煙部屋へ。夜が明けて解散するまで、私はここからほぼ一歩も動きませんでした。ちょっと一服…と立ち寄られた方々を片っ端から巻き込んでの××××なアレでした。
ここで語られた様々なことは、むしろ自らの首をしめること確実なので、書きません。すごいすごい楽しかったですけれども、すごい申し訳ありませんでしたー!!!とだけ…ミステリのこと…10分くらいは話したかな…。
【教訓 その6】ミステリーの話になった途端に寝ない
あ、回廊の中の人(id:sinden)とお話しました。がんばってください、と思いました。なんか、若いしなーあんまり言いすぎてもなーと思いつつ、みるみるうちに、俯かせてしまったりして。えへ。えへへ。こんなオバチャンの言ってること、気にしなくていいんやでー!!!


そんなわけで、めちゃんこ楽しかったです。あからさまに後半息切れしているオフレポになってしまいましたが。もう体力ないねん。オバァチャンやねん。誰がオバチャンやてー!(一人遊びの得意な子でした。そっとしておいてください)
あ。あと、去年以上に気が抜けていたのか、みなさまのミステリ話に素でついていけなかったことは本気反省です。今迄のは本気の反省じゃなかったのカー。えへ。えへへ。
【教訓 その7】ミステリーを読んでから参加する


MYSCONに関わった、全ての方々に感謝の気持を込めて。