『真夜中の弥次さん喜多さん』

いってまいりました。日曜日に。大変に面白かったです。
なんていうか、ヤジさん(長瀬)とキタさん(中村)がガチホモなわけなのですけれども、その長瀬くんの、あの、真直ぐさって言うんですか?愚直だけれども愚直ゆえに救済も可能なのであーるみたいな、その太陽っぷりで「オレらホモですからー!」みたいなことを言われると、もう観ている側としましては愛情いっぱいの気持ちで微笑むしかないわけでして。
日頃やれ受けだ攻めだリバだ下克上だ王子様だお姫様だとワイワイ言っておりましても、この長瀬くんにはとうていかなわない!と思いました。はい。何がかなわないかはよくわかりませんが。完敗です。ホモ萌えの前になんかよくわからない愛がきちゃった、みたいな。わからないっすね。
あ、でも、ちゃんとエロくもありました、というか。キタさんのちょんまげを噛むヤジさんとか、正直言って正視できないものがありました。比喩じゃないよ。エロい比喩じゃないよ。本当にちょんまげを噛んでたんだよ。しかもそれがエロいんだ。あ、だから隠喩なのかもだよ。でも一緒に観た粒子さんは「可愛かったけど別にエロいとは思わなかった」って仰っていたので私の脳がおかしいのかもしれません(いやー!あれはエロいだろーーーーー!)
出だしからの30分くらいが私にとっては特に秀逸でして。バイクで出発するあたりでは「絶対にDVDを買うッ!」と拳を握りしめておりました。いま第一変換が「古武士」で次が「鼓舞し」だったんですけれども、なにを学習しているんですか、このパーソナルコンピーターは。
えーと、○○○○○を演じた古田新太なんかもすごい楽しかったですし、最後の最後「魂の宿」だけがちょっと気に入らないんですけれども、でも大満足の映画でした。


あと、予告で手塚とおるが出ている映画があったんだけど、それがなんだか思い出せません。鳥肌実が主演していたやつだと思うんだけど…。相変わらずキモかった…かっこいい…