奥さまは魔法少女のつづき!なんだけど!

id:reriさんがもう書いてらっしゃいますので引用で。最も美しいENDは「この街の外の世界は滅亡しているEND」だったと私は思っております。ということです。

でもアニメのお友達のみなさんと言っていたように、この街の外はすでに文明が核戦争かなんかで完全に滅んでいて、どこまでも砂漠と廃墟が広がっているんだよ! ここは魔法のシェルターで守られた最後のワンダーランドなんだよ! だから嬉子さん必死なんだよ!(id:reri:20050928#p2)

「アニメのお友達」……。「ことこ先輩(アニメの)」……。
あ、ちょっと関係ないところで遠い目をしてしまいました。言っておきますけれども、人生的にも私のほうが6年ほど先輩ですから!(さらにダメでした)
すでに滅びてしまった人類を必死で守ろうとする嬉子さん、という構図ならば、クルージェが次にまた人間の世界にしてくれるとは限らない、ひょっとしたらアニマル横丁にしてしまうかもしれない……という危機感も増しますし、「にもかかわらずやっぱりタツミ」っぷりにも磨きがかかってより一層のボダ描写になります。世界の構築ということの持つ意味もがぜん重たくなってきますしね。子どもに任せる、というのも実に美しい。キラキラ。
だいたい、アニエスのママの前の世界はどうだったんだ、ということに触れられていないところがあやしいと思うんですよ。
そもそも元々の世界はどうだったんだ。
→ 答え:ワンダーランドなんてなかったんだ! アニエスママの代から出現したのがワンダーランドで、だから実はワンダーランドがこの街以外だったことなんて、ないんだー!!!