『格闘するものに○』 三浦しをん

格闘する者に○ (新潮文庫)

格闘する者に○ (新潮文庫)

面白かったです。軽やかで、コミカルで、一見何も重要なことは起きていないんだけれどもきちんと人生が進んでいっている。ちょうど軽い本を読みたいなーと思っていたので、口当たりは軽くて読了すると割りと趣きのあるこの本は最適でした。
個人的にはもちろん主人公のヲタ部分に反応してしまうわけで、ヘミングウェイ引用のところとか「アッシューアッシュー」って心の声が呟きまくっていました。
ところで、K談社とS英社の入社試験って、本当にこんなんなんですかね。