ミステリ読みの皆様に質問
先日のことです。父がある一冊の本を渡してくれました。
父「これ面白くてなぁ。一気に読んじゃったよ」
私「なになに、どれ?」
差し出されたのは『推理小説 (河出文庫)』
私「……それ私も読んじゃった」
ちなみに感想は
まあ、おすすめしません。ミステリ読みには満足できないことでしょう。
でしめられています。何様でしょうね。いや、そういうことではなくて。
また、別のとある日に父が薦めてきたのは『破線のマリス』。こちらも私の感想は
ミステリーとしては、いただけませんね!
と書いています。何様ですか問題はこの際おいておいてください。つまり、わたくしが今言いたいことはことごとく、父の面白いというミステリがつまらないということです。
私に読書の面白さを教えてくれた父母がすすめてくれる本のことは、できれば私も楽しく読みたい。けれども父の薦めてくるミステリはあまりにもあまりにもではありませんか。娘としてこれは悲しい。
私が思うに、これは父のミステリ経験値のなさゆえの事態だと思うのです。なので、父に何か面白いミステリを読んでもらいたいのです。でも、上記2冊を面白いという父に何を薦めたら良いものか見当もつかないのです。いや、今までに何度か私の推薦のミステリを貸しているのですが、割とことごとく父のツボではないようなのです。
ミステリ読みのみなさま、父にお勧めのミステリを考えてはいただけませんでしょうか。
父がオススメしてくるミステリ小説の特徴は
- 映画化もしくはドラマ化された(される予定の)作品である
- けれども父自身はそのことを知らないことが多い
- つまり、平積みされている本をなんとなく手に取るに違いない
と私は分析しております。その他参考とすべきこととしては以下があげられます。
- 日ごろ愛読しているのは村上春樹と宮城谷昌光と司馬遼太郎
- 宮部みゆきは大体読んでる
- ハードカバーは重たいから読まない
- 一日に10ページぐらいづつ読むタイプ(上記2冊は一気に読んだといってました)
- 『ハサミ男』はよくわからなかったと言っておりました(たぶんブツ切りで読んだから)
- 浅田次郎もわりと好んで読んでいるようですが『プリズンホテル』は漫画っぽくてイマイチという感想
皆様のご意見をお待ちしております。
ちなみに個人的には東野あたりがいいんじゃないかと思うのですが、私自身が東野をコンプしているわけではないのでイマイチ推薦枠を決められません。どなたか!お力を!