『陽気なギャングの日常と襲撃』 伊坂幸太郎

陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)

陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)

映画にタイミングばっちりの続編。面白かったです。このシリーズは伊坂臭が薄いよね。私は、砂漠のような「伊坂節全開!」という本が好きなので、最高かって言ったらそうでもないんだけど、でもやっぱり面白い。
響野と久遠と成瀬の関係が好きです。つまり4人組の雪子以外だね!はっはっは。特に響野は、私の好みズバリどーん!なので読んでいて幸せ。あれですよ、榎木津的な。
各章の頭の、単語の意味のとこが楽しかった。うん。伊坂ユーモアはかなり好きだな。
しかし、あれです。色々な人の後日談が心配です。小劇場のオーナーとか。小西さんとか。痛い目にあったりしてないといいな。特に小西さんたちは心配だよ。