下北サンデーズ

気になって観てしまった。
21:00にテレビの前で待ってしまった。
まぁこんなもんだろ、という感じ。予想よりひどくもないし、予想より良くもない。電車男がテレビドラマ用になったのと同じ程度のアレンジだと思うし、そのうち「あめんぼあかいなあいうえおー」とかやるんだろうな。うきもにこえびもおよいでますよ。
そういや、あめんぼって素人劇団と高校の部活でしかやらなかったな。小劇団の稽古は変な「お約束」や意味不明なオリジナリティーにまみれてて今思うと愉快ですね。柔軟とかも、なんか謎の理屈でオリジナルなアレンジされてたりした気がする。そういう意味では学校で舞踊の先生に習った柔軟を一番信仰しています。(信頼とかじゃなくて、信仰)って、余談だった。
佐々木蔵ノ介がとにかくかっこいい。ぜひとも本番直前に何もかもをばっくれて逃げたり、かと思えば意味不明にかっこよく登場したりしてほしいなー。なんか、そういう「演劇系ダメ男前」な匂いがバッチリだった。
古田新太の説教は良かったな。それに対する上戸彩の反論の弱いことったらない。

一人でもその舞台を観て心動かされるお客さんがいればその舞台に価値はあります!

みたいなことを言ってたけど……価値を見出せなかった時間とお金を費やしてくれた他の観客のことはどう考えるんじゃろなー。いやなら二度と来なければいい。その通り。石田衣良の原作を読んでいないからなんとも言えないけど、一応この先このドラマで「何をやっていくつもりなのか」が気になるから、それが見えるまでは視聴しちゃうかも。
小劇場系の役者が端役で出てくるのを楽しむのもヨシですね。つか、一番印象に残ったのは、物語云々とかじゃなくて、ケラが年取って太ったってこと。一瞬誰だかわからなかった。そりゃそうか。私が劇団健康を観ていたのは高校生の頃の話だ。みのすけ出てきたけど、手塚とおるとか出ないのかなぁーー。
なんかちょっとエチュードとかしたくなるな、こういうの観ると。