『第四の手』ジョン・アーヴィング
- 作者: ジョンアーヴィング,John Irving,小川高義
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/07
- メディア: 単行本
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ライオンに手を食べられちゃったニュースキャスターが手の移植手術を受けて……というお話。と書くとまるでSF小説のようですが、恋愛小説でした。面白かったです。
主人公の男が実に如才なく女性たちを口説き落とし(いや、落とすというほどの意識もない)ていく様があまりにも自然で面白い。もちろん、そんなふうに通過するだけでは終わらない人と出会うわけなのですが。出会ったあとも基本的に主人公の男性のその才能の発揮の仕方は変化しないのですよね。そこがいい。けれども…という。 私は恋愛小説を毛嫌いしているところがあるので、最初からそうだと知っていたら読まなかったかもしれません。でも読んでみた結果は、満足です。
あ、そうそう。セックス描写がえろいよ!(そりゃあまあセックスですからね) あと、写真にちょっと驚いた。な。