『シャドウ』 道尾秀介

シャドウ (ミステリ・フロンティア)

シャドウ (ミステリ・フロンティア)

さして興味はなかったのに買ったという謎の本。でも面白かったです。まんまと間違えた推理をしていました。やったー。根が素直なもんでね!
父同士が医学部で同級生、母どうしもその後輩で同級生、子ども同士(少年&少女)も同級生、という希有な環境で、ある日少年の母親が病死し、少女の母は自殺をし、残された2組の父と子らは……という物語。
あれ、これだとかなり内容とズレるかな。

運動会のあたりから、亜紀ちゃんがかわいそうでかわいそうで。わたし、エロ漫画はロリを好みますけれども、エロを主軸においています、という前提ではない物語でのロリはダメだわー。
ま、そんなわけで亜紀ちゃんのために洋一郎さんをコイツメコイツメ!と思い続けたんですけれども。えへへ。まんまとね! それにしても、生理かぁ。無理があるようでいて、この年頃の女の子ならば十分に理解できる心境で、ずこーってなりながら膝を叩きました。(わりとむずい)
お母さんと凰介くんの「死んだらどうなるの?」〜「それだけよ」が、なんだかすごく良かった。
このミスフォロー月間、これにて終了! 大変に満足しました!