2日目:ラマンチャ地方

スペインの夜明けは8:30頃なので、まだ真っ暗な内に起床して移動開始。あ、今回なんとツアーというものに生まれた初めて参加してみたので、そんなスケジュールです。
というわけで、スペインの夜明けじゃけー。
バレンシアの夜明け2

ラマンチャ地方

濃霧の高速道路
ラマンチャと言えばドンキホーテドンキホーテと言えば風車小屋。
この日はものすごい濃霧で、高速道路とかこんなんで、景色がさっぱり見えなくて残念。
やたらめったらにドンキホーテのブリキの置物がある地域に入っても、やっぱり数十メートル先は見えないくらいの霧でした。
そして私は「風車小屋をドラゴンだと思って戦うドンキホーテ」ということは知っていても、ドンキホーテの物語自体がどんなものだったかはさっぱりわかっていないことを思い出しました。変だなー。ミュージカル『ラマンチャの男』が中学生の頃大好きだったんだけどなぁ。歌も今でも歌えるのに……。
画像は、一応ぱんつをはいているか確認することこさん(なんとはいてた)。
ドンキホーテぱんつはいてる
しかーし!
風車小屋の近くにいったら、奇跡のように霧が晴れたのでした! 日頃の行い的に神に愛されていると、こういうときに違います。わたくしの人徳の恩恵にあずかって、ツアーの皆様も大層はしゃいでいらっしゃいました。
風車小屋いっぱい並んでた 
空の色が濃い
空の色が妙に濃いなー。そういえば、太陽も月も日本でみるよりも大きく感じましたけれどもそれは気のせいかもしれません。


では、ラマンチャの車窓から。
右から、とにかくスペイン中が可愛かったタイル使い。6時間バスで疾走してもいっこうに終わらないオリーブ畑。オリーブ。です。なんか、イタリアのオリーブオイルも、原料になっているオリーブは9割スペイン産なんですってね。またひとつ利口になってしまいました。
タイルかわいい 地平線までおりーぶ畑 とにかくオリーブだらけ
この日のランチは、オリーブ畑の真ん中に唐突にあらわれる観光客向けレストランで、ブタの丸焼き。といっても、丸焼きしたものをブツ切りにしたものが出てきます。
もちろん、お顔の部分にあたってしまう人もいるわけでして。食べられないよ…と泣いておりました。さすがになー。
ぶた!
なんか、このブタが日頃食べている豚肉からは想像できないくらいに豚の臭みが残っておりまして。私は多分おなかあたりの肉を食べていたんですけれども「これが豚の味なんだなーすげーなー」ってモグモグしておりましたら。同じツアーの人たちが「くさいくさい」「食べられない」「日本じゃ考えられない」「よくがんばれるねー」と言って残しだしたので驚愕しました。え、だ、だって、日本で食べられないものを食べることも旅行には含まれているんじゃ……。