なんだかどんどんと静かになってゆくのだ

コストに思想が負ける瞬間が、この仕事をしていて一番いやだ。
受け入れなければいけない理屈がわかるから、受け入れる。それでも、悔しくてたまらない。
わたしは、わたしの作るものたちが、本当に好きだ。でも私が作っているものは、作品ではなくて商品だから、そういうこともある。
しかたないよ、と思うことがつらい。しかたないよ、でクオリティを下げられるものたちに、申し訳なくてつらい。