『インベージョン』

行く前にお友達から「ただのエイリアンものですよ……」という忠告をうけていたのですが、別に気にせずにGO。うん。予想通りだった!
3本500円だから何か借りようかなーってビデオ屋をうろついて手にとって観るのにうってつけの映画だと思います。それくらいの価値はあるよ。
文句を言おうと思えば数限りなく言えるのですけれども、なんていうか、アメリカの女はつえーって話でした。


だって、元旦那のタッカーのことは殴り殺せるんだぜー。抗体になるかもしれない存在のことを知って、それによってワクチンが開発されれば、感染した人たちが元に戻れるかもってわかってるのに、あんだけ大量殺戮できちゃうんだぜー。
すごいわー。
でもって、感染していたドクター・ベンが平然とダイニングに座っていたのは、まぁ記憶がないそうだから納得いくにしろ、よく自分が一度は撃った相手と平然と暮らせるよなー。つよいわー。
あと、ジーンを引き取って一緒に暮らしているところが実にアメリカ的だと思いました。そういう善意の見せ方するよね。
一緒に観にいった夫が、見終わってしばらーーくしてから「やっぱりあの抗体はおかしいよ。だって先天的な神経の切断があった人たちが無事ってことは、それワクチン作れるような類のものじゃないじゃん」って真剣に語りだしたのが面白かったです。
オリバーが、走る列車の模型の間にゴロンと寝てニッコリするシーンの可愛さがすさまじいので、それだけでも一見の価値アリ。