『セル』 スティーブン・キング
- 作者: スティーヴンキング,Stephen King,白石朗
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/11/28
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前半はよくあるパニック脱出もので、キングだからそれなりに読めるんだけど後半どうすんのよコレって感じにだるかった。けど、後半は面白かったです。
行動を共にすることになるトムがゲイでそれがなんかすげーよかったです……。いや、ゲイ描写はほとんどなくて、一度だけカミングアウトしてくるだけなんだけど、こう、合流した子どもと疑似家族になっていった末に以下ネタバレ あとお友達に聞いた「元々の案では邦題が『携帯ゾンビ』だった」っていうのがすごく気に入りました。そのタイトルのほうがこの小説にはあってるよ。
これは映画にむいてる!と思うんだけど 飛行機が異次元に入るやつを読んだ時もそうだったけど、キングの書くお話は、最初のゴールにたどり着いてから「さて本当に解決するにはどうする」ってところをジックリ書くから疲れますね。そこからこそが本番って姿勢はすごく好きだし面白いんだけど、解決はご都合主義なんですよね……。……それ本当に面白いのか?うーん。キングスキーだからなぁ。ええと、キングを読んでみたいけど新刊だし『セル』にしてみようかしらー、という人はぜひ『IT』あたりを!
で、私思ったんですけれども がんばれ主人公!(名前わすれた)