『廃墟ホテル』

廃墟ホテル (ランダムハウス講談社文庫)

廃墟ホテル (ランダムハウス講談社文庫)

なんでこれを読もうと思っただかサッパリ思い出せません。読み始める時はホラーなんだかサスペンスなんだかもわからなくて、そりゃあもうドギマギいたしました。
どうなるのかしらどうなるのかしらって思いながら、どんどん読むことができたけれども、超面白かった!オススメ!っていえるかってーとそうでもなく。だってなんだか「これはきっと後半で伏線に……っ」って思っていた思わせぶりなところが思わせぶりなだけだったり大したことが起きなかったりするし、

JDたちと手を組みだしてからの展開はぐだぐだにしかみえなかったんだもん!ロニーが現実離れしすぎてるんだもん!
でも、一時間ごとに区切られた章立ては、アメリカの連続ドラマのように引きが強くて、あえてそこで読書をきりあげて一日おいたりして楽しむことができました。
そしてなんだか妙にアクションシーンが充実してると思ったら『ランボー』の原作者なんですね、この人。へー。ほー。