よみがえる勤労 ユニコーン＠武道館
ちょっと自分語りしますね。
ユニコーンが全盛だった頃、私はとんと音楽に興味がなくて（今もなんですけど）でもまぁ、中学の頃にはブルハだなんだと普通には聴いていて、高校生くらいの時に、流れというか空気というかで「ユニコーン聴いてるのはかっちょいい」みたいな感じで、やっぱりそれなりに聴いていて、って、そんな世代でしてね。
当時は夢で逢えたらのOPもやってて、アベちゃんと民生くんとかいう音楽のコーナーもありましたよね、たしか。で、ユニコーンと言えば阿部ちゃんか民生で、私は民生派で、でもクラスで一番とんがった女子だったあの子はそういうフロントメンバーじゃなくてEBIを好きって言ってて「ふーん、ま、お顔はきれいよね、でもそれってフロントメンバー好きって言いたくないだけなんじゃないのー（hjhj」とか。思ってたり、してて。
多分、ファンってほどには好きじゃなかったと思う。
ライブも行ったことなかったし。
アルバムはベストと服部とヒゲとボインかなんか持ってるだけだし。
でも、今日、一曲目が幕おりたままでシルエットでスタートして、幕があいて、姿が見えたとき、涙がジャーって出てきたの。
ゆ、ゆにこーんが、ごにんそろって、ここに、いる……！*1
っていうの、予想していたよりずっとずっと衝撃的なことでした。
そーーーんなに感動しちゃうほどのファンではなかったと思うんだけどなーと我ながら思いつつ。３曲目がスターな男で、そこからはもうズカチャカと踊り暴れていたので、じめじめはしてなかったんですけれども。でも、間違いなく、幕があいたその瞬間から、歌っているのはこないだ幕張でみた民生だけど、あのときのソロライブとは空気が違うってビンビンに感じられて。ああ、ユニコーンなんだって、思ったらたまらなかったんだ。
新しいアルバムはそこそこ聞き込んでから行ったんですけど、正直あんまりこのアルバムの良さというものがピンときていませんで。若干の不安はあったんですよね。昔の曲でばっかり盛り上がったら悪いよなぁ、とか。お前のことなんかみちゃいねーよってことはわかってますけど！ 気分的に！！
でも杞憂でした。ライブで聴いたらどの曲もなんか素敵でやんの。アルバムを予習的にヘビロテしていたときから耳に残っていたザギンがどうたらこうたら、って歌はメローな感じで独特で良かったし、「WAO！」はノリやすい私の好きな「阿部ちゃん曲」だったし、ブレザー姿で中２っぽい歌を歌うEBIは……
そうそう、大事なことを書きますね。
EBI、ちょうかわいかった。
え。なにあれ本当にオッサン？って思いました。
いやーーー。テッシーが丸くなってるとかね、川西くん、老けた……とか、阿部ちゃんその金髪は一体なにー？！とか、なんだかんだでそんな年をとった彼らが「年をとった」ことも含めて愛しいことは間違いないんですけれども。
EBIのあの雰囲気のかわらなさ*2、可愛さは異常。まったくもって文章で伝えることができなくてもどかしいんですけれども。なんだろうな、肩にかかりそうなくらい伸びた髪の毛も、線の細さも、お顔の小ささも、まー完璧でした。もうガン見。EBIに釘付け。
なんの話でしたっけ。そうそう、新しいアルバムの曲ね。良かったです。帰りにご飯食べながら、どの曲が好きかって話題になってなんとなく「WAO！」をあげてしまったんですけれども。「HELLO」も良かった。間違いなく良かった。明日アルバムを改めて聴いて、再確認します。
でもってもちろん、昔の歌は死ぬほど盛り上がりました。
私は元々、ユニコーンで一番好きなのは「自転車泥棒」だったので、自転車泥棒のイントロ聞こえてきたときには、またぐっときちゃいまして、ゆらんゆらん揺れながら涙ぐむという危ない人だったんですけれども。「大騒ぎする時間だぞー！」ってあおられた大迷惑では、警備のお兄さんに大迷惑だねってくらい飛んではねて手すりつかんでぴょんぴょんして、ああ、あと、途中にお遊びタイムを挟み込むアンコールでの「人生は上々だ」がね、良かったです。
はしりつーーーーーづけるっって、続きを歌いだす瞬間。あそこ、すっごいよかった。
あああああ、もっかいあの場所にもどりたいなあ。頭をぶんぶん振って、歌って、笑って、泣いて、叫びたい。
なんかちょっと寂しい気持ちになってきたところで、おしまい！
最後に、抽選で素敵な座席をあてた*3夫に、そして、そもそもこのライブの存在を教えてくれて、一緒に行ってくれたid:tubuko21に、心からの感謝を。楽しかたー！楽しかたよー！！！！！
