『コクリコ坂から』

ひさびさに映画館行きました。
面白かったです。『もののけ姫』とか『千と千尋』とか、あんまり好きじゃなくて、『ボニョ』は怖くて『アリエッティ』はまぁまぁ好きで、これはだいぶ好き。
全然予備知識なしで観にいったら、ずばり両親と同年代の話だったので、驚きました。60年代70年代に大学生の彼らは、これから学生運動に突入していくんだろうなぁ、という時代の空気がとても伝わってきて、なぜだろう、憧れに似たものを抱きました。私が幼い頃に両親から聞かされていた、学生の「バンカラな空気」みたいなものが、スクリーンの中にあった。
子どもが大人にならなくてはいけない時は、どんどん高年齢化していて、それは「子どもが早く大人にならなくてはいけない世界」の悲しみを思うと恐らく幸福なことなのだけれど、でも、劣等感のようなものを感じずにいられませんでした。
どういう思いで宮崎吾郎はこの映画を撮ったんだろうなー。
物語自体にはあまり魅力を感じなかったのですが


観終わってから読んだスレの、実際のところ兄妹なのか論争は面白かったです。普通に「ちがったんだーめでたしめでたし」って受け取ってた!
あと、カルチェラタンは、わたし、きれいになっちゃう前のほうが好きだな。
生徒会長は性的だな。