「宇宙戦争」
観てまいりました。映画は「観よう」と決めたら一切の予備知識を遮断するタイプなので、駅に貼ってあるポスター以上の情報はナシという状態でいってまいりました。予想としては、アルマゲドンだと思っていってまいりました。
うん、ちがった。
正直申し上げまして、舐めておりました。面白かったです。前半はすごくいいパニック映画だったと思います。思わず「自分がこの状況に置かれたら…」ということを真剣に考えてしまうほどに。
後半は、まぁなんていうか、映画的ご都合主義がはびこっておりますけれども、でもそれでも私は満足です。最後に近づけば近づくほどグダグダ度があがる、というのは映画としてダメといえばダメなのですが、前半の面白さで相殺と断言できます。むしろ、トム様映画としては素晴らしいほうだと思います。どうせトム様が活躍するんだろーと思っている人は観にいくといい。
魔法先生ネギま!
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いやー23話以降の唐突なる鬱展開(それだー!悪魔だー!等価交換!)を私は嫌いじゃない(アホ展開なので)んですけれども。この解決はひどくないっすかー。みんなで現代に無事帰ってきたよーわっほーってなんの解決にもなってねーじゃん!と思ったら。EDの後にきましたよ。なに?明日菜ちゃん最初から打ち明けてさえいればどうにかなってたってわけ?そして?え?発明娘は未来人なのーーーーーーーー?
そんなんありかーーーーー
これまた原作を未読なのでどこまでがもともとあった設定なのかわかりませんけれども、アニメだけで考えるなら、そりゃねーぜと思いました。タイムマシーンで許容範囲ギリだっつの。せめてそこで諸悪の根源である明日菜の契約を止めろよ!明日菜ちゃんもその「前日まで忘れてたー」みたいなの、どうなのよ。もっと毎日その日がきちゃうことを恐怖しながら待ってるはずだろ!
ナギ・スプリングフィールドはそして、そんな初対面に近い10歳の男の子に明日菜のことを任せてる場合ですか。「マジック・キャンセル…!」じゃねーーー。今まで一緒に旅してきてるんだから、もっと気をまわせ。気づけ。もっとも気を使うべきところだろ。
他にも、ゆえの豹変っぷり(あなた…あんなに自分の気持ちを押し殺していたのに、なに唐突にのどかちゃんに宣戦布告してるんですか…!)とか、委員長のけなげっぷりとか(これは良かった)、全員順番にチューしてOPにつなげたーー!とか、まぁ色々とすごいなと思いました。アホ展開という目線で観るならアリなんだけど…ナ!
そういえば最終回のOP通常版で行くのかと思いきやビーチボールシーンを写真パラパラにして入れ込んでモノクロ走馬灯になってましたけれども。あの適当な処理は一体…。あの不評はなはだしいビーチボールを無理矢理入れ込んだ意図がわかりかねます。
それにしても23話の明日菜ちゃん墜落→ネギ抱きとめ→ネギ泣くという流れの「泣く」の部分の唐突さが気持ち悪かったです。なに唐突に察しちゃってるのという不自然感。あそこは絶対にネギくん何が起きたかわからないままに終了にしていいところだったのに。なぜ。
最後の明日菜ちゃんの契約が解けるところも、よくわからない未来の科学の力でピンクの光がピカーってなって樹木で花びらで感動ーみたいなひどい処理だったので、なんかもういいや、とさえ思いました。アホ展開としてだけ楽しむべきラストスパートでした。
これまた「原作嫁」アニメなんだろうな。読みますよ。がんばりますよ。(『AIとま』を開きながら)