2007折り返し地点
じ、自分のダイアリーを開いてぎょっとしたので更新したいと思います。
ひどい……しゃにてぃあ恐ろしい……。場のいきおいの悪ノリ恐ろしい……。
『密室ゲーム王手飛車取り』歌野晶午
- 作者: 歌野晶午
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/01/12
- メディア: 新書
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こういう、悪ふざけが過ぎるエンタメ小説は面白くてさくさく読めてよいですね。「実現可能なトリック」に自動的に限定されるところとかもたのちい。そしてHNのセンスのひどさが妙にリアル。 どうやって落とすんだろう、どうやって落とすんだろう、と思って読んでいたのですが、割と納得というか受け入れ可能なオチだったので、それもにんまり。欲を言うならば、私は何もかもをきっちりと書ききってしまうほうが好みなので書き切ってしまってほしかったんですけれども。
美容院で語られる物語
髪の毛をバッサリと切りました。伸ばしたままで放置しまくっていた95%が枝毛で構成されている頭からサラサラボブにメタモルフォーゼした。8年くらいロングで過ごしてきたので頭が軽いです。そして髪の毛を洗うときに、つい手で梳こうとしてスカってなる。
美容院では長すぎる髪の毛を切るのに何か物語りが必要な空気を察知したので、口から出るにまかせて世間話をしていたら、大失恋をして海外を一年くらいふらついて帰ってきて今は父親の会社を手伝っている設定になりました。
という話をmixiに書いたら、何人かの人たちが「自分も美容院では適当な設定で話します」と言っていました。割と皆さんそういうことをするんですね。そらそうだよな。気軽で害のない嘘は楽しいし、どうせ美容室の人たちはこっちの話をきちんとは聞いてない。
そうそう、美容院に行くと話さないといけないのがイヤだっての非コミュまっしぐらのインターネットキッズの間ではよく聞く話ですよね。
私は見知らぬ人とその場限りの話をするのは嫌いではないので別に話すこと自体はかまわないんだけど、気もそぞろな返事が混じるのがイラっとするタイプです。今は手技に集中してるんだなっていう。「そうですねー」とか。超適当なオールマイティーな相槌。同じこと繰り返して言ってみるとか。話を聞く気がねーなら無言で手元に集中してくれてかまわないんだけどナー。