踊る大捜査線２
物語 ☆☆☆☆☆
映像 ★☆☆☆☆
演技 ★★★☆☆
総合 ★☆☆☆☆
一言感想：クソ映画です。
＜以下ネタバレします＞
まずね、ミステリのくせして（だよね？）まるでさっぱり論理的じゃない。そりゃ多少のことはしょうがない。面白ければ多少のことは目をつむるよ。が。が。が。目に余るたーこのことだ！！
１）レインボーブリッジを封鎖する意味がわからないよ。だって、知られていない道がいっぱいあるんでしょう？封鎖しても意味ないんちゃうの？あれ？でも、犯人、わざわざそこから逃げちゃうんだ、へー。ていうか、これ、「レインボーブリッジ封鎖できません！」って台詞を言わせたいがためのことだろ、このやろ。ＣＭみて、てっきり爆弾かなんか仕掛けられて、なのに、やむをえない事情で封鎖できないのかと思ったのに。チンケな理由。お役所仕事批判かなんかのつもりか！
２）沖田だかなんだかの女キャリアがひどい。観ていて腹が立ったっていうのはある意味で成功なわけだけれども。あと、最後、去る場面での微笑がわっぱりわからない。あれはなんだったの。あと、ギバちゃんに交替した途端に事件が解決するっていうのも、どうなの？そこからが正念場なんじゃないの？そんなにも無能だったの？
３）なんで湾岸署に献血に来いって言うねん！！！ここが最大に疑問。あれはなんだったんだろう。深津っちゃんの血液型が特殊、とかそういう前フリもないし、血液が不足しているって前フリもない。大体、病院に輸血しにいってください、ならまだしも、湾岸署に来られても。
４）一体どーして、どーゆう理由で水野は誘拐されたのか、全然わからない。逃げれば良かったじゃないか。ほっといて。人質として有効活用するわけでもないし。意味不明。
５）「SATも現場で判断したぞ！」って、アホか。アホか。アホなんか。まるでそれが良いことかのように描くなー！！！優秀な指揮系統からのすみやかなトップダウンがなかったら、ああいう組織が有効に動かせるわけねーだろー！！！封鎖してないレインボーブリッジであんなもの爆発させたら大惨事だっつの！！
えーっと、考えれば考えるほどにボロボロとでてきます。
あと、余談だけど、私が高校から大学にかけて大好きだった小劇場系の役者がチョイ役でいっぱいでていて、切なかった。筧ちゃんはこんなに大役やっているのに、山下（第三舞台）、そこかよ。三宅（ナイロン100℃）もそんな早くかよ。ああ、入江雅人（SHA-LA-LA）、あんた出川なんかよりずっと面白かったのに。わー！升毅！！ひさびさに観ても濃い！！！という感じでした。
あまりにもひさびさに観た顔ばっかりだよ…
