読書日記 『私が彼を殺した』(再読) 東野圭吾

私が彼を殺した (講談社文庫)

私が彼を殺した (講談社文庫)

買ったかなあ、読んだような気がするなあ。『どちらかが彼女を殺した』を読んだ時にイキオイでこっちも読んだと思うんだけどなあ、と思いながら買って、読んで、やっぱり持ってたけど、全然覚えていませんでした!
すごく正統派にミステリー。最後まで読んでも犯人はあかされない、読者への挑戦状系。くー!こういうの、燃える!!
えーと、小説として、すごくなんというか、各人物のキャラが立っていて、わかりやすかったです。もー殺された男、サイアクね。殺されていいよ!ばーか!ばーか!でも、逆に言うと、ちょっと記号的だなあ。
人物が織り成す小説というよりも、小説のための人物。でも、それでいいんだと思う。この作品は。


<以下、ネタバレ>


えーと、犯人、わかりません!
今回読んだ時には読み飛ばしちゃってて気がつかなかったんだけど、たしか、前回読んだ時には、嫁(であり妹であり)がお揃いのピルケースを持っていたような気が。
そうなると、入れ替えが可能なのは誰だろうなあ。えーと、嫁?ズバリ嫁?犯人誰でもいいっていうのも、自分以外の誰かになるなら、ってことかな。
なーんて、適当なことしか考えられないのでした。燃える、とか書いたけど!
えへへへへ。