読書日記 『父の詫び状』 向田邦子

向田邦子は高校生の頃に一通り読んだはずなので、再読。なんだけど、案の定まるで覚えていなかった。エッセイだし、ま、いいんだけど。
ひとつのトピックに、思い浮かぶまま3つほどの大センテンス。繋がりなく、唐突に違う話題に変わっていって、最後に最初のセンテンスと繋いで終わり、というのがひとつのスタイルになっている。
あまりにひとつひとつのセンテンスがバラバラで、ちょっと読んでいて違和感を感じた。でも文章の美しさはさすがだなあ。
宇野千代向田邦子をしばらく読んでみよう、と思った。そして、丁寧な文章を書こう。