春はおセンチ

毛玉だらけのフリースでスーパーにレジに並ぶオバチャンに、「絶対にああはなるまいぞ」って思っていた自分も確かに存在しているんだけれど。ああはならないぞ、と思っても、相手の幸福を幸福ではないと否定することはしちゃいけないし、できないこと。
生活に、生きることに、追われて、オシャレすることも忘れて、日常の怠惰に流されて。そんなことは嫌悪するべきことだけれど。

それは、たとえば美意識の低下だとか、若さゆえの潔癖を否定するだとか、そういうことではなく。大人になったってことなんじゃないかと思うのです。


そこにあるそのオバチャンの幸福を否定することは、誰にもできないんだ、ということに気付いたのサ。


とか、スピッツ聴きながら思っています。こんな天気の月曜日には、ビートルズとかスピッツとかが似合う。