『とわにみるゆめ』 三浦靖冬

ISBN:4898294855
うわー。超ツボでした。子宮の代わりとして使われる、兎と呼ばれる幼女型ロボット。だあああぁぁぁ。人格いらないじゃん!種馬もロボットじゃん!贖罪て!贖罪て!
と、思わなくもないけれど、物語として美しいので全然問題ありません。
ギイチがそばにいてくれる理由を勝手に解釈するところも、その存在意義も、こー、なんつうか、ツボだー。せつねー。
前に『おつきさまのかえりみち』を読んだときも思ったけど、この人の漫画って少女漫画的な「結ばれないがゆえの美しさ」が満々なので、そういうのがツボる人は絶対に読むといいのです。背表紙に「成年向け」とか入ってないから女子も安心よ!
もうねー、どいつもこいつも切なくてねー。ななちゃんも切ないなあ。でもやっぱりミクニ様かなあ。ううう。ミクニ様にはずばりなエロがないんだよね。これ、そういえば。
最終話が、ちょっと詰め込みという感じなのが、残念。でも超満足。エロいしね!


おもしろ度★★★★★
つかえる度★★★★★