『11文字の殺人』 東野圭吾

11文字の殺人 (光文社文庫)

11文字の殺人 (光文社文庫)

なんだか食い足りない感があるのはなぜでしょうか。 江戸川乱歩賞だったとあとがきか何かで知って、ちょっと驚き。そうかーこれがかー。 *1ていうか、タイトルとか、あんまりうまくないことないですか、これ。
私が本格のスタイルをあまり好まないからなのかな…いまいちな一作でした。


以下ネタバレ


あの、モノローグの女口調とかを考えるに、もう最初から冬子あやしいまくりじゃないか、と私は思うのですが。そして、そう考えると、必然的に川津を紹介したことがあやしくなるわけで、冬子が無人島にいたのか否か、という推理になるわけで…
まあ、そのへんで私の推理は止まるんですけれども!!なんだかね、ちょっとね、もうひとひねり欲しかったですよ。由美ちゃんのかかわり方とか。

*1:ちがいました。ちがいました。ですよねー!!わあ。恥ずかしい死にたい。id:quinoさま、ありがとうございます。わあ。