スターシップ・オペレーターズ

うーん。どうも最後までキャラクターたちに思い入れのないままに終わってしまった…もうちょと、アマテラスに「僕らの帰る場所はココなんだ!」感というか、オウチ感があると、また最終回の感慨がちょっと違ったように思うんですが…アマテラスの修復に情熱を燃やすような男の子の一人でも出して、2回くらい無茶な状況での修理とかさせて「俺たち…ここを失ったらどこに帰るんだよ」とか言わせたりなんかしてさー(妄想)
でも、アマテラスから離脱→シャトルから見守る皆の顔+BGMにエンディング曲 っていうのはグっとくるものがありました。それだけに、惜しい。もうちょっと感情移入できれば泣けるシーンに成りえたのにナー。企業に残った女の子が最後に伏線として生きたのは嬉しかったです、なんだか。でも、彼女が残ったときにも思ったんだけど、よくあの企業は彼女を受け入れたね。就職なんてチョロいよ!ってことかな…
あとは、技術士官殿がなんだったんだか…かな。そもそも彼がアマテラスを戦闘に導いたっぽいことは以前に言ってましたけれども、何が目的だったんでしょうか。そこがさっぱりわかりませんでした。残る理由もわからんよ。責任を感じるのなら、生きてアマテラス乗員たちのために働きなさい!
あと、生放送するっていうのの効果も、よくわからなかったかな。地球連合軍(だっけ)の所業を全宇宙に見せつけるっていうよりも、自分達が安全に離脱するのが目的ならまだ理解できたんだけど。でもそれにしても、アマテラスの乗員たちが全宇宙的に(アイドルかのように)人気だというのがあまり実感としてないから弱いか…何度かチヤホヤされるシーンはあったはずなのに、なんで実感ないのかしら。
あのディレクターの彼は最後美味しかったですね。地球側は、彼を撃ち殺す前に、放送を妨害するとかなんかもっと効果的な方法はなかったのか?という気がしますが。つか、なんで射殺命令でてたんだろ???アマテラスを処分するのに邪魔だからかなー。でもテレビ局の1ディレクターを殺しちゃうって、どうなのかしら。そのへんのパワーバランスとか、わかりません。地球連合が局の偉い人と密談して彼を売るシーンでもあれば良かったのにね。
うーん。つまりは、時間不足かー。1クールでやるべきアニメではなかったっぽいよな。もともと。
嫌いではなかったんですが、それだけに惜しい!って感じでした。面白くはなかったよ。