六本木ヒルズのUNITEDクマクマ


野暮用で六本木ヒルズにいったら、偶然やっていたので一通りみてきたのですが。とても楽しかったです。
まずは、アインシュタイン・クマー。このクマだけ形が違ったので、無関係だったのかもしれません。なぜクマの腹にアインシュタインを描いたのか、そしてなぜ立体造形されているクマの顔をさらに描き直しているのか、さっぱりわかりません。
そして残念ながら、この写真では、描かれているのがアインシュタインだということも、顔が描き直されていることもサッパリわかりません。

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とりあえずは、この調子でズラーっとクマーが並んでいるのを順番にみて歩きます。この列が全部で10列以上はあったと思います。わけいってもわけいっても並ぶクマ。
って、主旨もなにも知らずに観たのですが、どうやら世界中のアーティストが、白いクマの像を好きにペイントしたものをとにかく集めて並べたみたいです。一ヶ国につき一人のアーティストってわけでもないみたいですし、クマをどういじるも自由ということだったみたいです。

白いクマーは、一番っていうか、たぶん唯一(?)社会派だった、セルビアのクマー。銃痕のようなものが全身についていて、ほとんどペイントはされていません。隣に意味不明なペイントをほどこされたクマーたちが並んでいるので、なんかちょっと不憫です。
隣は、中国クマー。ク、クマ?という感じになってます。なぜか金太郎みたいな前掛けを。なぜかヒゲがボーボーに。オッサンじみたいのかなんなのか。なんとか努力すれば、京劇とかそっちの空気は感じ取られます。ていうか、中国のお土産っぽいよね。うさんくさい。

キミドリのクマーは、すでにクマであることもシカトされているボリビアクマー。全身に謎のキャラクターが書き込まれている上に、腹に1コマ漫画みたいなものが。ボリビア・イズ・ヒアって教えてました。なるほど。
ちなみに、それをみて父は「ボリビアってアフリカじゃないんだー」って言ってました。…ぶっちゃけ、国名をメモしわすれたので本当にボリビアだったか不安になってきました。

最後は、どこの国のなんの生き物かわからないクマー。たぶんこのクマーが一番原形の顔をとどめてませんでした。私の勘では、M78星雲からきたクマーか、もしくはM78星雲から来た巨大な人たちに殺される運命にある生物かのどちらかだと思います。


これじゃちっとも魅力が伝わらない気がしてきました。
でも、どんなに遠くからでも一目でそれとわかる、自己主張ならお手の物!なアメリカの自由の女神クマーとか、後光ならぬ前光を勝手に付け足したクマーとか、とても楽しかったので、倦怠期でマンネリデートに悩むカポーのみなさまなどは行くといいと思うのです。どのクマみても、けっこうワイワイと会話が弾むよ!