英國戀物語エマ

またこの最終回ラッシュの時期が来てしまった…寂しい…
というわけで、エマです。原作はほぼ未読のままに観ました。アニメを観始めてから原作を読むのはあんまり好きじゃないので極力アニメが始まる前か、終わってから読むことにしています。
ですので、エマもどうなることやらとドキドキしながら観ていたのですが…
なんだーこの釈然としない最後はーーー。ぼっちゃま!ちょっと!ウィリアムぼっちゃま!あなた何しに駅までいったの!!エマさんに苦しみを強要する資格が僕にあるだろうか…みたいなことを言って悩んでおりましたけれども、このたわけー!!ですね!資格があろうがなかろうが、苦しみを強要するべきなのですよ!そして、苦しみを強要しているという自責の念を忘れることなくいたわって共に生きていくべきなのです!身分差が問題なんじゃねーよ!自分は逃げているだけだっていうことを直視しない、その弱さが問題だ!ぼっちゃまのばか!あほ!しね!ぼっちゃまなんてエマにはもったいねえ!!!
とか、熱く書いてみましたけれども。全般的に、わりとぼっちゃまとエマの恋物語は軽視していたというか。それよりも吊り目の彼女のけなげな強さですとか、ハキムの筋の通ったかっこよさですとか。そちらに目がいっておりました。
原作はこの先がちゃんと用意されているようなので、腰をすえて読みたいと思います。でもそれにしても、なあ。エマの悲しい決意に対してあまりにも無力なままで終わってるぜ、ぼっちゃま。
このアニメは「奥様とエマ」物語だったと思うことにします。奥様は本当にお素敵でいらっしゃいました。亡くなられた時には本当に悲しゅうございました。奥様とエマが出会ったあたりの過去話は大変に良かったです。私も「ちょうど一人メイドが欲しかったの」とか言って、そのへんの少女を教育するような人生をおくりたい…。
最後まで面白く視聴できました。が。なぜ原作が完結してから2クールくらいつかってのアニメ化にしなかったのかと問いたい。中途半端な最終回はいただけません。