東映のアレの中身はなんだろな

長くてすみません。まだまだ続きます。正直ここ数週間はこれのために生きておりました。生まれてきてすみません。

魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁

めちゃんこ面白かったです。内容としては、インフェルシアのバーサーカーの誰やらに惚れられて誘拐されてしまった山崎さんをカイちゃんが助けに行くというどうっちゅーこともないお話なのですけれども。
いやー山崎さんがとにかく良かったです。エロい。誘拐される前の、カイちゃんのサッカーの試合後の二人の会話とかもすごいし、誘拐されてからの嫌がりっぷりとかも、こう、すみからすみまでエロい。無事に開放されてめでたしめでたしとなってからの、カイちゃんとのおいかけっこもすごい。いい! TVで観ているときからカイちゃんと山崎さんは良いなぁと思いつつ眺めていたのですが、今回でさらに大好きになりました。
なんせね、ほっぺをプニってね、両手でつねるんですよ。その感触で、マジレッド=カイちゃん……?って気づいちゃうんですよ。後ろからタオル投げつけて「……でも、あのときはかっこよかったじゃん」「え?」「なんでもない!」とかって会話しちゃうんですよ。
いやー。良かったなぁ。
そしてなんと言ってもエンディングの踊るマジシャインでした。あれが最後全部もっていった感。踊っているだけでも「お、踊ってるーー」と会場が沸いてしまうんですが、そのダンスがまた、なんかぴょこたんしてて可愛いかったー。
映画本編の中でも、バーサーカーに腹を撃ち抜かれて倒されたのに平然と現れて「さあ、今日の授業を開始だ」とか言い出しててかなり面白かったのですが、エンディングがとどめでした。惚れた。

劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼

毎年オロチという魔化魍に生贄を差し出している村で育った明日夢くんは、素直に生贄を差し出す村のやり方に前々から疑問を抱いていたのだけれども、今年はついに幼馴染のヒトエちゃん(もっちー)に生贄に選ばれた印が出てしまい、明日夢くんは魔化魍を倒してくれるという鬼を集めに旅に出るのだが……という物語。正直、こちらは映画としてはイマイチかなー。前半はすっごい面白かったのですが、後半はなんだか物語をきちんと収拾できていない感が。ヒトツミとかいらなかったんじゃないかな、と思います。が、まあそれはそれとして。
開始数分でヒトエちゃん(もっちー)の「殺されるところ……みないで」でいきなり泣いてしまいました。弱いねん。そういうのに。あと、もっちーの演技に弱いねん。
ドランクドラゴンの塚地が途中でてくるのですが、塚地登場と同時に会場の大きなお友達が「つかじ…つかじ…(くすくす)」となったのが邪魔でした。面白いことなにもしてないのに笑うなー。西鬼さんとの絡みは面白かったけど、あれで面白いのは西鬼さんであって塚地じゃねー。
各種映画オリジナルの鬼たちは、最初に魔化魍退治に協力してくれることになる歌舞鬼さんが、そりゃーもうかっこよかったです。華奢で色っぽいんだけど、強くて(鬼ですからね)、見得の切り方とかも良かったなぁ。役どころも美味しくて、この映画は彼の映画だったと思います。彼が退場しちゃってからが長いんですけど! 登場当初に言っていた「あわてないで」がすごい面白かったです。
凍鬼さん(ざんきさーん)はあんまり見せ場がなくてしょんぼり。カラコンで青くなった瞳がめっちゃ気になりました。ううう。背景設定がほしい……。
煌鬼が大凧に大の字になって貼り付いて登場するシーンはかなり面白かったです。あんた、そんな唐突に空から登場しちゃって……! あと個人的には鬼をやめて農業をしているという渋い設定の羽撃鬼さんが好きでした。奥さんやってたの、TV版のミドリちゃんだよね?なんだかTVよりも演技が……
ぶっちゃけ、鬼7人もいらなかっただろーという気がしてなりません。それよりももっと、村とオロチと、それを退治する鬼の関係とかのドラマをきちんと作って欲しかったなぁという気が。「たけし」の語源は良かったですけれどもね!
あとは、威吹鬼さんに尽きます。登場からエンディングまで面白くて面白くて。特にエンディングの威吹鬼さんの破壊力ときたらピカイチでした。ば、ばかとのー!

舞台挨拶

さあ! 本日のメインディッシュですよ! 生斬鬼さんを観るために! 生響鬼さんを拝むために! わたくし生きてまいりました!!
まずは一人づつ順番にご挨拶。ひびき→いぶき→あすむくん→とどろき→ざんきさんの順番だったかな……?(はやくも記憶が!)
細川さんはなんか本当に響鬼さんのまんまというか。いいお兄さんっぽいーと思いました。あすむくんにアドバイスとかしてるのかしら……(キラキラ)。「おはようございます」(シュッ)をしてくれたので、気絶するかと思いました。これが……!本物……! 生シュッ!! 私もやりました。シュッ!
渋江さんも威吹鬼くんのまんまに近かったように思います。ご本人「出オチ担当」とかおっしゃってましたけれども。いえいえ、全編通してわりとお笑い担当してらっしゃいましたよ! 会場から「ばかとのー!」っていう声がかかっていたのが面白かったです。
トチ原くんは、なんかほっそいのね。そして小さいのね。当たり前だけど若いのね。すごく可愛かったです。やっぱり主役の彼はすごい人気で、前の席の推定年齢5歳くらいのチビッコに「しょうねーん!」って声かけられていたのには笑いました。しょうねーんとか、あすむーとか声かけられて「いや、なんか、ありやとっさす!」みたいな感じでペコペコしていて、こんな後輩いたら絶対に可愛がっちゃうよなーと思いました。
ほいでもって。川口さんが。かっこよかったーーーーー。こう言ってはナンですが。轟鬼はイマイチなーとか思っていたんですよ。あの変ちくりんな体育会系のノリとか。うざい?みたいな? でもご本人すっごい格好よくて爽やかで感じよかったー。どうしよう……いろいろ見直さないといけない感じです。というか、明日からのTV放映を見る姿勢が……
でもって! ざんきさーん! 松田さんは白いジャケットに黒いシャツで白いお靴をお召しでらっしゃいました! きゃー! そういえば公式サイトで花柄のシャツを着ているお写真があったようなー!
「凍鬼が来られないので……斬鬼が代理としてやってまいりました…………オチがみつかりません……」
とか渋いお声でやってらっしゃいました。司会の方の「撮影で大変だったことなどありましたら……」というフリにも
「凍鬼が来られないので……代理の斬鬼です……」
やーん。すてきー。会場から飛ぶ黄色い声に小さく手を振る姿も大変にお可愛らしくて!(日本語に不自由ですみません)
マイクが2本しかなかったので、それをまわしてお話してらしたのですが、轟鬼さんが斬鬼さんにマイクを渡すときになんだか斬鬼さんの肩のところに頭をコテっとくつけてなにやら話していた姿が、こう、なんていうか。「アリ!それアリ!」でした…。ほんと困ったなぁ。ちょっと声にならない悲鳴を超音波で発しながら足をバタつかせてしまいました。
他にも、細川さんが話そうとしたときにマイクがなくて、結果的に両方のマイクが同時に細川さんの手に渡ってしまってマイクをバチにみたてて太鼓たたくポーズのサービスがあったり、なんかもう色々と素敵でした。
「こんな感じでグダグダのメンバーなので、実際にもまとめ役をしなくちゃいけないボクの苦労もおわかりになるかと思います」
とか*1、すごいみんな仲良さそうだー。
あっというまの時間でした。行ってよかった……。思ったよりもチビッコが大勢いたのも良かったです。ちゃんと子どもにも人気なんだね、響鬼さん!

*1:すみません、意訳です。発言は全般的に記憶による意訳です。