スピードグラファー

や、やっと観れた……!
最初のほうと最後のほうは面白かったです。途中の妖怪退治物語みたいになっていたところは食傷気味でしたけれども、でも最後は嫌いじゃないなー。
水天宮の狙いは国家の破産だった、というそのスケールのアホでかさに、なんか感服ですよ。おーけー。アリってことにしようじゃないか。
……というか! あの、辻堂を守る真壁にドラマを……感じたよね!!! 水天宮と辻堂の鉄壁の主従関係に入り込めないことを理解していて尚且つ自分も水天宮へは畏怖と敬意の念を抱いている真壁が、こう、壊れかけ水天宮にも放置された辻堂をホニャララするようなアレな過去妄想が脳内で巻き起こりました。やべー。真壁→辻堂→水天宮の図式やべー。

それが太陽を直視した者の宿命だ。
俺たちは、あの人に出会ったとき、それを見た!!

いやー、銀座ちゃん、似たもの同士ちゃうで。辻堂と水天宮はプラトニックな主従やねんで!!(でも真壁と辻堂はただr……すみませんやめます)
でもって、サイガさん神楽ちゃんに愛の告白。ごめん、もっそいどうでもいい。サイガさんに神楽ちゃんを託されて「なにしてんだ、あたしは」って走る銀座はすごく良かったけど、サイガと神楽ちゃん自体は本当にどうでもいい。残された人間はどうするんだ、とか手垢のつきすぎた説得理由で参った。水天宮と心中する覚悟のほうがずっと納得がいく。まぁでもいい。そこはしょうがない。
問題は! そのあとの! 水天宮ですよ!! もー。もー。水天宮と辻堂は、本当にどこまで……ッ!!!! 変身辻堂が水天宮を背負って歩く姿とか、獣萌え(豹とか狼とか虎とか獅子とかに弱いという感情は万人が理解できるものと私は信じます)も手伝ってアヒャーと素で口から出てきました。そ、その、ニヤリはーーー。
ハァハァ。というわけで、ラスト3話くらいの急加速な水天宮x辻堂だけでも観る価値アリ!と判じられるアニメでした!!(ひどい)