『南国プールの熱い砂』

http://www.nelke.co.jp/stage/pool.html

■公演期間
2006年7月26日(水)〜8月6日(日)
■劇場
青山円形劇場
■前売開始
2006年6月18日(日)10:00〜
■チケット料金
前売・当日共4,500円(全席指定/税込)

観てきました。ものすごく良かったです。なんだか久しぶりにミュとかじゃない、いわゆるストレートプレイを観てきたんだけれども、ああ、やっぱり演劇の楽しさっていうのはこれが本来のものだーって昨今の自分を反省するくらいに楽しかったです*1
久々に芝居を観て素直に笑って泣いたですよ。
物語もさることながら、舞台の使い方も円形劇場だということをイヤミなく上手に生かしていたし。
南の島の設定なので、登場人物たちが水着で登場したりするのも良かったな。劇場という陸の空間で登場する非日常感が、すごく良かった。いやー海からあがってきた設定の人たちが、ズブ濡れで水着でワラワラ出てくるのを、あのサイズの小屋で観るのはなかなか壮観ですよ。
私が本当に楽しんで、笑って、泣いたのはもちろん物語に対してなのですけれども、もしも観に行く人がいるならば何も知らない状態でいってほしいので、物語については触れません。ただただ良かった。
チケットはまだあるそうですので、是非とも行ってください。ちょっとお高いですけれどもね。
そして、私に言ってくだされば多少お安くできますので、平日ならばなおのこと優待できますので、kotoko3p(a)hotmail.co.jp までご連絡を。


演劇というのは、そのとき、その場でしか味わうことのできない「体験」なのですよ。いま、そこで、こんなに面白いものが行われているというのに、それを味わうことができるというのに、それをしないなんて、おかしなことですよ。空席なんて、もったいないよ。この芝居に空席があるなんて、本当にもったいないことだと思う。そこに座ればこんなに素敵な体験ができるのに。


という情熱に駆られてこの感想を書きました。演劇的空間を味わったことのない人にもいってほしい。損はさせないよ。

*1:もちろんミュはミュで楽しいんですけど!!