大林監督作品『時をかける少女』

いやー。たぶん私はこのへんの角川アイドル映画は薬師丸ヒロコ主演の『セーラー服と機関銃』とかと一緒に絶対に一度はテレビかなんかで観ているはずなのですが。まったく覚えていませんでした。
なんか、わりとすごい構成してるんだなーとか。そうか、この原田知世にみんなやられたのか、とか。時をかけてるのがわかりにくいーとか。いや、予想外でした。色々と。
あと、なんといっても驚愕したのはEDの演出です。
よくアニメやドラマのEDで、その日の本編内のカットが流れてたりしますよね。名シーンを振り返る的な。基本的にはあれなんですけれども、違うのは、全カットで原田知世がコチラを向いて口ぱくぱくさせて歌っている、というところです。
ゴロちゃんを落ちてくる瓦からかばいながらパクパク(とーきーを)
理科準備室で深町くんと向かい合ってパクパク(かーけーるしょおーじょー)
これのために、別撮りしてあるんですね。すごい驚愕しました。あれは一見の価値があります。ぜひみなさまもご覧になってみてください。