『聖なる黒夜』柴田よしき
- 作者: 柴田よしき
- 出版社/メーカー: 角川書店
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まぁ、それはさておき、面白かったです。散りばめられた謎も、パズルのピースが集まるように見えてくるヒントたちも、構成がうまい。
私は残念ながらこのあまりにもストレートなホモの応酬に萌えることができなかった(むしろミステリー部分に惹かれたので後半の内面に入っていくところはイマイチ……)(申し訳ありません)のですが、なんていうか、麻生ずりーと思いながら読みました。お前ばっかりキレイでいやがって……っ! 個人的には及川推しです。途中まで及川が全然つかめなくて(本文中でも触れられていますが、外見の描写と言葉遣いにあまりにギャップがあってつかみにくい)困ったなーと思っていたのですが、途中清水冷子の漫画を読んだらそれ以降脳内で及川がすっかり清水冷子絵で浮かぶようになって、すんなり理解できました。これから読む方は、脳内清水冷子絵で読むといいよ!
なんにしろ、面白かったです。ホモはちょっと…という人も、小説として十分に面白いから読むといい。
ちなみに私はホモよりもなによりも、 ということが気になって気になってハァハァしました。
練と韮崎の関係もよいなー。あ、でも練と田村の関係もよいなー。(麻生はー)