グレンラガン#10

やっとこさみました。どうしても…どうしても、腰が重たくなってしまって溜めていたのですが、ついに観ました。
ネタをバレっとバレますので、観てない方はご注意を! イマサラ?という方はお口チャック!
一応たたんでおきますね

一言で言ってしまえば、つらい。
カミナがああなってしまった以上、シモンもヨーコちゃんもグレン団のみんなも、カミナの死を乗り越えて生きていかなくてはいけないし、それが大きな成長になるのはわかる。し、応援もしたい。
ニアは嫌いじゃない。可愛くて、まっすぐで、強い。
でも、グレン団の人たちがあっというまにニアにワッホーイとなった姿をみていて、ものすごく頭にきてしまった。いつまでも落ち込んではいられない。日々は続いてゆくし、戦いの最中でもある。わかる。生きる意志を失いかけているシモンにはラガンを動かせない。仕方がない。ニアは強くて正しい天使だ。わかる。


でもさ。でも、なんでニアが必要なの。カミナの不在を埋めるのに、どうして外部の力を必要としちゃうの。
ニアなんて関係なく、歩き出してよ、シモン!ヨーコちゃん!!!


ニアが「あなたが一番最初に助けようとしてくれていたこと、わかってます」って主旨のことを言った時、どうしようもないくらいに腹が立ってしまった。なぜ。なぜわざわざ言う。なぜ「私だけはわかってますよ」とアピールする。
シモンの弱った心に、なぜ簡単に入りこむ。
ニアはずるい。どうしてもそう思ってしまう。可愛いのに愛せない。むしろ憎い。


そしてなによりも、ヨーコちゃんが辛い。思いがかなったと思った瞬間に失って、その穴を周囲の人たちが簡単にニアという天使のようなアイドルの登場で埋めていくのを目の当たりにして、シモンのために「あんたに何がわかる」と叫びもして。その叫びで自分も何かを再確認しただろうに。
それでもヨーコちゃんは銃を構える。


まだ続きを見ていないからなんとも言えないんですけれども。
もしもこのままこの流れでニアによってカミナ不在の穴が安易に埋められてしまうのであれば、観続けるのがつらすぎる。