しょうますとごーおん

色々と反省する本日。
「大丈夫だよ」って言われて、ああ大丈夫なんだねと安心したことにして放置してしまうのは私の悪い癖なんです。
大丈夫じゃないって、わかってるんだからね!的な言動の持つ、自分の「何かしてあげられるのではないかという心意気」表明が、あるいは「本当は私あなたのことわかってるんだからね」表明が、死ぬほどイヤで、でも、そんなことをイヤと思う自意識がまたイヤで、だからできる限り行動していこうって、恩着せがましくてもわざとらしくても押し付けがましくても、厭われることを恐れずにわかりやすい親切さと行動で前向きに行こうって、そう思っていたのに、ここ数年またそれが逆転していて、わかったような顔をしてただジっと回復してくるのを待っていたんだけれど。
間違ってた。
そんなくだらない自己プロデュースなんて、するんじゃなかった。できることがあるならしてあげれば良かった。そんなチッポケでどうでもいい美意識を守ろうとしている間に、やっぱり本当は彼女は泣いていたんだ。当たり前だよ。なんで本当に大丈夫だなんて思うことができたんだ? そんなわけないじゃん。
でもさー。でもさ、でもさ。「本当は強くなんかないって知ってるよ」とか、やっぱり死んでも言えない。言葉にしなくっても伝わるとかますますうさんくさいし。「私にできることがあったら言って」? 言うわけねー。
33年も生きているのに、癒えるのに果てしなく時間のかかる傷がついてしまった友人を慰める言葉ひとつみつけることができないなんて、情けない話ですね。
私に何ができるんだろう?
せめてウッカリ爆笑するような面白話をためこむことぐらいしか、私には思いつけない。