もうまとめちまえ!

とりあえず中野ブロンディーズという舞台とカフェ代官山(こっちは映画)は観て来ました。
どちらも割りと面白かった。手放し大絶賛!ってわけじゃないけど、どちらも予想よりもずっとずっと良かったです。
特に後者はミュキャス絡みではかなり良かったように思います。クッキー事件の後の走り出すところとか!(実はあのクッキー事件のときのトボトボと歩いて帰ってくるばーちょんのトボトボっぷりに何かのツボをすっげーつかれた)(ああいう切なさに弱い)(理由がなんであれ、用意したものが無駄になるということは切ない)(でもよく考えると他の人たちのフォローはどういう時間でどういう作業が行われたのかサッパリわからないですね)
観にいったお友だちとの共通の結論は「あいばっちは一周するとすげえ愛しい」です。何歳になってもあのままでいてね……。


中野ブロンディーズは、オタク女子が集まって成長して、みたいな物語でした。実はウルっときたところもあったんだけど、イラっとくるところもあり。全体的にはすごく良かったです。チアシーンは前評判通りにかっこよかったし!(目の前で生で歌って踊ってくれればなんでも楽しくなるといううわさもあるけれども、ウミショーはそうでもなかったので多分「なんでも」ではない)
こう、反目していたり、あきらめかけていたことが、前向きに動き出す瞬間のカタルシスみたいなものって、なんでこんなに素敵なんだろうな。そういうのにめっきり弱いな。というのがウルっときた部分。
で、イラっときたのは「対人スキルの低いオタク」って部分。その前提にもイラっときたし、誰かと何かを成し遂げることで得られる大切な何かがあるんだから、たまにはお外の世界に出て人と触れ合うことも素敵なんやで、ってな感じの部分にもイラっときました。多分、誰ともつるまずに一人で鬱屈させるから得られる大切な何かだってあるじゃん!みたいな気持ちなんだと思うんだけど、われながらそんなことは本気で考えてはおりません。なんか、でも、こう、上から目線?っつーの?あ、オタクをモチーフにしたのはそういうことなのね、って感覚が、な。
でも、出ていた女の子はみんな可愛くてお芝居もうまくて(特にギャル役の子と田舎っぺ役の子は良かったなー。舞台がしまってたなー)観ていて普通に内容に向き合える、良い舞台でした。


そういや、カフェ代官山もみんな映像の芝居はどうなんだろう…と思ってたけどすごくきちんと演技しているようにみえました。よかったよかった。